庭にはいつも、ちよろずの落ち葉

カイエ

まえがきにかえて

# ごあいさつ


 こんにちは。

 カイエと申します。

 

 先日、とある小説を書き終え「二日間みっちり読書三昧するぞ!」と決めてカクヨム巡りをしていたところ、面白いエッセイをたくさん見つけました。

 

 ええやんええやん、自分も書きたいやん? と思っていましたら、何やらちょっとしたブームになっている模様。

 

 世間の流行にはとことん疎い自分ですが、身近な人たちの流行にはすぐ乗ります。

 つまり根はミーハーということなんでしょう。

 

 そんなわけで、ぼくも慣れないエッセイなんぞに手を出してみようという試みです。

 主に、子供の頃の不思議体験なんかを投稿しようと思っています。

 もしよろしければお付き合いください。

 


# 自己紹介

 

 気の利いた自己紹介が思いつかないので、アウトラインだけ。


 ぼくは男性です。

 既婚者で子供もいます。

 奥さんとの関係は大変良好です。

 家族仲もかなり良い方だと思います。

 ネズミ(デグー)とネコのペットがいます。

 あまり裕福ではありませんが、豊かで幸せな人生を送ってます。


 あと、一人称はずっと「ぼく」なのに、なぜかよく女性と間違われます。

 男性だと説明すると、こんどは同性愛者か腐男子だと誤解されます。

 

 理由はよくわかりません。

 奥さんとも恋愛結婚ですし、特に BL を追ったりもしていません。

 別だんそれがイヤだということもないのですが、いまだにちょっと謎です。

 

 ぼくは自分のことをすごく一般的な感性を持った人間だと思っています。

 ただ、世間さまの流行りものはちょっと苦手です。

 流れが早すぎてついていけないのと、あんまり賑やかなのが得意でないからです。


 カクヨムでのやりとりが心地よいのも、この辺りが原因だと思います。

 


# ペンネーム

 

 ペンネームの由来をよく聞かれます。

 カイエ(Cahier)というのは、ぼくの恩師に付けられたです。

 


 ぼくは半年ほどですが留学経験があります。

 当時はなんと菓子職人を目指しておりまして、職人養成学校で日々揉まれていました。

 そして毎にち授業中に先生がたに叱られるわけです。


「メモなんか後にして、師匠の手元を見とけ!」


 ですが、記憶力にとぼしい弟子としては、師匠の手元を見て気づいたことはメモに残しておきたいわけです。


 協調性がない自分は、こっそりノート(フランス語でカイエ)にメモを取っているところを何度も見咎められ、「このノート野郎! 手元を見とけと言ったろうが!」みたいな感じで「ムッシュ・カイエ」というあだ名を付けられたのでした。

 

 もう一つ、その日の授業をまとめる係というのがありまして、端的に必要なことだけ書けば良いのに、なんとなくコッテリと装飾して提出したら、皆んなに「キモい」「二度とすんな」などと散々に言われ、やる気を無くして次からは殴り書きするようになった、なんてエピソードもあります。

 こちらもノート(カイエ)絡みですね。


 卒業のとき、師匠たちにコックコートに書いてもらったサインにもフランス語で「ムッシュ・カイエへ」と書いてあって、ズコーとなりました。

 


 結局ぼくは製菓・調理師業界ではなく、今はなぜかプログラマーの真似事なんかをしてえっちらおっちら生きているわけですが、それでもあの頃の思い出はしんどいばかりではなく、やはりちょっとだけ輝いて見えたりします。

 

 そんなわけで、ペンネームはずっと師匠への尊敬を込めて「カイエ」です。


 

 もう一つのハンドルネーム「Dr.Cahier」の「Dr.」については、また別の機会に。 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る