オフレコです! と書かれた文書

一盃口

第1話

 色々、色々ありました。七転八倒に七転八倒を繰り返し、その七転八倒ごとに僅かな光が差して、ここまで這う這う。

 僕は言葉が足らないので、きっと僕に関して過剰なイメージ、もしくは逆に大人しい奴だと思ってたのに…… というように、むしろ過小なイメージを持たれているようなに感じてらっしゃるでしょう。そして時々その七転八倒の一事件を見せたとき、よう分からんなって、呆れた人もいることでしょう、中には、その可笑しさを探す人も。

 あなた方に自分の考えを隠したのは理由はあります。一つは僕がイジるとかそういうのが嫌いで人と関わりすぎるとそういうのが増えて辛くなるからで、あと、自分はあなた方と趣味があまりにも違くて何人かで話してるときにまともに受け入れられるのか分からないこと、とか、それと、自分が考えていることもまたあなた方と違くてそれに影響されたくないって思ったからです。

 僕は、自分が知らないギャグに笑うことはどうしてもできませんし、自分が違うことを知ってるから、「ちょっと何言ってるか分からない。」には本当に傷つきますし、あなた方とスマブラをやって、必死こいて頑張って負けたくもありません。ゲームは自分だけの世界で遊んでいたい。

 そして、なおさら一年の頃はその思いが強かったものでした。僕は、あなた方のうちのいくらかが彼を冷やかしたときは、このような浅はかな人たちとは暮らしていけないとそう思ってあなた方を拒絶しました、今も拒絶されてる人も、いますよね、。きっと僕も無鉄砲なことでしょう。中には全くの僕の被害妄想で、なんて言えばいいのか。僕は冷やかしというものをとても拒絶しすぎた。

 だが、はたまた一方で言い訳をさせて頂くと、僕は、人の悪いところとか可笑しいところとかをあげつらって笑うことはあまりしたくない。まったく笑わないとは言わない。でも、芸人みたいに笑わせるために言ってることと、自分を否定して自分のイメージを意図的に破壊しようとする自傷行為のためにした発言とでは、いい反応は全く違う。ましてや、その誰それをたんなるストーリーとして本人の人格の存在を認めないで外から笑うことは、本人にとって不本意で本人に得はなく、単に傷つける行為だと思ってる。ただこれはあとから付け足した考えではあるけれど、僕の漠然とした嫌悪感を文章化したものである。

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