おじいちゃんおばあちゃん、あのね

野口マッハ剛(ごう)

天国に行った四人へ伝えたいこと

そちらはどうですか?


生前は私のことを可愛がってくれたおじいちゃんおばあちゃん


たくさん楽しいことがあったよね


私が産まれたことをとっても喜んでくれたおじいちゃんおばあちゃん


父方と母方のおじいちゃんおばあちゃん


生前はありがとうね


最後に会えなくてごめんね


でも、人を愛することを教えてくれたのはおじいちゃんおばあちゃんだよね


その思い出は私が愛されたこと


おじいちゃんおばあちゃん、いま涙を流すのは悲しいからではないよ


愛情を思い出して暖かいからだよ


おじいちゃんおばあちゃん、あのね


また会えたらいいね


あのね


本当にありがとうね



終わり


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

おじいちゃんおばあちゃん、あのね 野口マッハ剛(ごう) @nogutigo

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る