めんどくさがり山めんどくさがり子の日常

岡田遥@書籍発売中

ねがえり

日曜日。

お昼前に起き出して、

ふたりでインスタントラーメンをちょっと贅沢にアレンジして食べて、

部屋が寒いので布団にまた戻って、

携帯をいじってるうちに眠気がそろそろ寄ってきたから、

待ってたよと、いさぎよく携帯をまくらの下に押し込んだ時、


きゅうに、後ろで動画を見ている彼に甘えたくなって

洗剤の匂いがするパーカーの、腕のあたりに額を押し付けて眠りたくなったけど、

寝返りが面倒くさくって、

今動いてこの眠気を手放すのも惜しくって

、寝ちゃった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

めんどくさがり山めんどくさがり子の日常 岡田遥@書籍発売中 @oop810

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ