第38話 大空を救え!浮き島のひみつ
1週間とはわりとはやく巡ってくるようでして、気づけばまたプリキュアの時間となっていました。
また1週間過ぎれば次のエピソードが放映され、次の話、また次の話とつながり、やがて終わりというイベントに突き当たるのでしょう。
今から『その時』が怖くなっちゃうくらい、毎年のようにプリキュアは名作揃いです。今作は新たに男性、成人のプリキュアを盛り込んだ意欲作であり、さらに映画版ではユニークな行程を経て誕生したプリキュアもいます。ネタバレしないでおくけど気になった方はぜひ映画館にゴーだぞ!
この時期になると、プリキュアのストーリーもいよいよ佳境、核心に迫っていくストーリーが重なります。スカイランドやアンダーグ帝国はどのような秘密をもつのか? それを知るのが楽しみでもあり、不安でもある。そんなフクザツな気持ちを抱えたまま視聴していきましょう。
開幕太陽サンサン。その光のもとスカイランドのトリ公たちが空を泳いでおります。その光が消えてしまい――え、おまえら夜アカンのだっけ? っと思ってリアルタイムで調べたらそうか『鳥目』ってそういうことか。あいつら夜の目ぇ効かないんだな。
で、王様から「どうにかしてちょ」と頼まれたヨヨばあちゃんは「それなら適任者いるで」ってことでツバサくんにバトンタッチ。飛べない種族とはいえれっきとした鳥であるからして、しかも航空力学を学んだ少年として奮闘しますぞ!
いやどこに航空力学の知識が使われるか知らんけど。ちなみに鳥目言われてるけど『ふくろう』とかいろいろ例外はいる模様。
曇り無く永遠に輝き続けるとされた『ハレバレジュエル』の輝きが失われた。過去にそういった例が無いのか鳥ちゃんたちはエラい大騒ぎ。ヨヨちゃんは「あなたなら解決できる――ウフフ」とまあ大賢者ムーブをかましていますね。わたしヨヨばあちゃん好きかもしんない。
久方ぶりのスカイランドはヨーロッパチックな、いやどっちかってとモンゴルの遊牧民的な暮らしが展開されていました。嵐に絶えられるくらい丈夫な葉っぱとかスゲーなスカイランド。
さて、目的地に向かうためにはトリタクシーを現地調達する必要があるようです。個人的にはキュアウィングが全員引っ張って連れてく的な考えしちゃうのですが絵面的にだめですかね?
何にしても、現地にてトリ公をスカウトしたらなんか乱気流やらなにやらでダメらしい。が、そこは異世界転生じゃないけど地球人の知識を身に着けたツバサきゅんですよ。
「ふむ……航空力学の知識を用いて飛ぶのはどうだろう?」
これは主人公ですわ。風を読む系主人公。そしてみんなからお願いという名の圧力を受けたバードタクシー、追加料金で引き受けてくれたかな?
風を読むというツバサくん。その言葉を実践するかのようにタクシーに次々とアドバイスをしていきます。物体に当たった時の気流を読むのはお手の物、彼が「上空から吹き下ろす冷たい風」言うてますね。空気は基本上のが冷たいので、それが吹き下ろしてきてるのでしょう。山とかに引っかかって降りてくる冷たい風を『おろし』なんて言ったりしますね。
下がったり上がったり、これあら手のジェットコースターかな? みんな髪の毛ボサッってるの草。
タクシーを置いて無事島に着陸した一行。なにやら怪しい気配を感じるなか、いざ頂上までしゅっぱーつ! ――っと思ったらましろんダウンでございます。いや、彼女はソラっちに鍛えられてるからしてそうやすやすと疲れるワケがないはず。これはきっとギミックやろなぁ。
っと思ったらフツーに到着してました。で、さらに塔を登らなアカンのかとげんなりしてる彼女がうつむくと、そこにはおおよそ『恐竜』という名が似つかわしい足跡が。
まあトリの祖先は恐竜言われてるから多少はね?
ましろ「アカン」
無言の汗に草。で、出てきたのは『ヴェロキラプトル』的な恐竜さん。こやつは『ジュラシック・パーク』シリーズでおなじみですね。けっこーアタマがよくて賢い戦略でエモノを仕留める恐竜だった、と言われているようです。そんなヴェロたんに囲まれたプリキュアの未来はいかに!
しゃべった!! ――っと思ったらツバサくん覚えがあるようです。
竜族とな? ツバサくん大ファンらしくめっさ喜んどる。んで恐竜さんたちめっさ戸惑ってる。しかし『ハレバレジュエル』の名を聞いて竜族たちは驚いた模様。おまえらなにかしたな?
なにかしたどころじゃなく自ら手に持ってたわ。どうやら彼らが管理してるらしくジュエルの輝きがイマイチだ言うて――え? キミたちが日々お手入れしてたものなの?
「はりきって磨いた」 は大草原不可避。あの言い方はズルイ。
まあ常に光を放ち続けるなんて代物あるわきゃねーか。あるとしたら恒星みたいに中心核で日々何らかのエネルギーを生み出し続ける必要があるわけで、だとしたらこの石めっさ放射性物質やんっていうツッコミがね。だって都合よく可視光線だけ放つとかないじゃん?
たぶん鏡並みに反射率が高かったんだろうね。そして階段が崩れてしまって登ることができないと――おまえら飛べないの? まあ『竜』だからしゃーないか。
彼らはスカイランドの住人に存在がバレることを恐れてるようです。ご先祖さまが恐れられたってナニやらかしたんですかね。話を聞いてるとこのヘンのエピソードにもいろいろな設定が隠されてそうですがまあいいでしょう。羽が退化するほどの長い時間ここにいた。彼らはいったいどれほどの伝統を担わされてきたんですかね。
そのまましみじみいきたいとこだけどハゲが来たのでバトりましょう。本日のキョウボーグはキノコだってさ。毒含んでそうだね。
久しぶりにキュアウィングメインの変身観たけど、こいつ実はオンナノコだったりしない? いや動きがけっこーかわいいからさ、アニメ中『付いてる』描写ないからワンチャン女の子の可能性あ――ないですか、そうですか。
まあ、わたしはイッコーにかまわんのだけどね(なにが
食虫植物じゃないコレ。いやーキュアスカイちゃんが消化されちゃうー。本日はあっちこっちから触手が伸びてきてイヤらしい敵ですねえ。実際植物の根っこってすげー遠くまで張り巡らせてくるからねぇ、個人的に土いじりしてっけどまじドコから来てるの? って思うくらい遠くから根っこやらツルやら伸びてくるんですよ。しかも絡まるし。
生命の神秘ってやつ?
島全体に張り巡らされたキョウボーグの触手。この島以外行くとこはないと覚悟している竜族たち。しかしウィングが諭し風ゆりの葉を利用して大空へと飛び立つ竜のみなさま。
なんかシュールだな。ただまあ感動で終わらせたくないハゲがいるのでね、ちょっとその葉っぱは落とさせてもらいますわよ?
あとは自力で飛んでください。
自力で飛んでる絵面もどっかシュールだな。これは狙ってやってるのか?
植物のツルはどこまでも追いかけるらしい。じゃあそれを逆手にとりましょうねってことでウィングさんは縦横無尽に飛び回り逆にキョウボーグをがんじがらめ。これ実際の植物でもあったりするからおもしれーよな。まあなんにしてもトドメのクルルンじゃなくてマジェスティクリニクルンでやっちゃってくださいよプリキュアさん!!
一件落着。そして竜族のみなさんが地上に降り立ちます。これにはヨヨばあちゃんもご満悦というかなんというか……おめーぜんぶ知ってやったなこのやろう。
ヨヨばあちゃんすべてを知ってる説爆誕。もしかしたらヨヨばあちゃんカイゼリンとなんか関係あるだろ、昔いっしょにパーティー組んでたとかいっしょに魔王討伐したとかそんくらいの仲だったりするだろ。
エンディングは本日の主役キュアウィング。こんなかわいいオトコノコいるわけないだろ! ってくらいかわいいですね。それだけでなくアニメ中ちゃんとオトコノコしてる場面もあり、映画でも姫を護るナイトになったりとまあすばらしい。
彼は今後もプリキュアとして奮闘していくでしょう。彼は今後どのような『男性』になっていくのか、そういう妄想もはかどりますねぇ……わたしだけですか、そうですか。
次回予告はみんなだいすきハロウィンパーティーだぞ!! いやおまえらプリキュアになっときゃふつうに仮装だろ。ヨヨばあちゃんが大魔女ってのは納得でござる。どっちかってと大賢者と大魔女を兼任してそうな気がするがまあいいや。
いやー今回もたのしい30分間でした。今日はトントン拍子で物語が進んでった気がして、ストーリーの切れ目がどこかなくイッキに観れた気がします。新たに竜族という存在も判明し、プリキュア考察ガチ勢にとっても捗る1話だったのではないでしょうか?
ハレバレジュエルの真実はヒザカックンものでしたが、今後はスカイランドと竜族共にピッカピカに磨きまくることでしょう。彼らの今後の発展を祈りつつ、今週もたのしくやっていきましょうね!
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