第15話 超巨大ランボーグ大爆発!?守れスカイランド!
爆発ってとどうしても『背後で爆発振り返りコピペ』を思い出しちゃうね。あ、いま中学生高校生の方は知らないと思うけど、ちょっと昔2ちゃんねるっていう匿名掲示板があってね、くだらないことをイロイロ書く人がいたんです。その中に『背後で爆発があって振り返る表現』を当時有名な著者の文体に当てはめて書いてみた的なアレがあったんですが――まあ、興味がある方は各自でググってみてください。けっこーバリエーション豊富なので読んでておもしろいですよ。とくに小説家志望の方は暇つぶs、いやなにかの参考になるかもしれないので読んでみてはいかがでしょうか?
スカイランド編に入り新たな展開を迎えるプリキュア。スカイランドでの日常、新たな仲間やヴィランの登場、そしてあげはさんのプリキュア化はまだなのでしょうか? ――イロイロな期待を膨らませつつ視聴していきましょう!
のっけからランボーグ登場、プリキュアにシャララをはじめ『青の護衛隊』がその力を見せつけておりますね。あ、スカイランドの方々、もしかしてそのままランボーグと戦える感じですか? ――じゃあソラちゃんも変身なしで戦えるんじゃね? 的なツッコミはナシの方向でお願いします。そーゆーふーに重箱の隅をつつく悪い子ちはエルちゃんに癒やされるといいですよ。
青の護衛隊、その任務は王の護衛にとどまらず地域の警備にお悩み解決など多岐にわたるようです。んで、どこぞの集落へ赴いたシャララ隊長とソラちゃん。新人さんとして必死に頑張ってるようですねぇ(和
動物は理由もなく暴れたりしません。そもそも暴れるとか怒るというのは『不安・恐怖』がきっかけになることが多いのです。心理学で言う『闘争・逃走反応』っていうんですけどね? ――人を含めすべての動物は『生存』を主たる目的としています。その生存が脅かされる可能性がある、ソラがしがみついてたバッファローだかヌーだかを例にすると、その動物は足にケガを負っていてヤバい状況だったということがわかります。
いやいや軽症じゃんとツッコミたいところですが、動物さんはそのケガの重さなんてわからんですからメッチャ神経質になるわけですね。こんな状態で敵に襲われたら――って思考の最中になんか青い髪したちんちくりんが乗っかってくるでしょ? そりゃあああなるわよ。
ってことでみなさん。手負いのケモノには近づかないようにしましょう。シャララ隊長にあこがれるソラかわいい。
個人的な感想ですが、警備隊とか警察とか、消防とかそっち系の方々はヒマなほうがいいと思うのですよ。彼らがヒマってことはつまり世の中が平和だってことですから。まあ彼らのお仕事って、なにも緊急時のアレコレだけじゃないんだけどね?
まあヒマならヒマでいろんな仕事を押し付けられるのが社会ってヤツなんですけどね(遠い目
シャララさん、幼少期のソラちゃんからもらったスカイジュエルを肌身はなさず持っとる模様。これは惚れますわぁ。
っと、こんどはツバサきゅんとエルちゃんにスポットされましたね。そしてトコトコ王城廊下をあるってくのはツバサパパママかな?
案の定でした。親心で接してくれるのはいいけどツバサきゅんは背伸びしたいトシゴロなのよ……アナタもそうでしょ? ましろを恋人と勘違いするあたり、プニバード族はニンゲンさんとのお付き合いも日常的なのでしょうかねぇ。ってことは結婚とか子どもとかもいけちゃうの? ヒトとトリで? ……まさかな。
しっかしプニバード族かわいい! 声もなんかかわいい。とくにおかあさんバードの声めっちゃかわいいです(語彙力
あ、ちなみにイヤイヤ期は自己主張が強くなってくる2歳前後からはじまります。なんでもかんでもイヤがるのは成長の証なのでなあたたかーい目で見守ってあげてくださいね。ヘタに叱りつけるとエルちゃんがグレちゃうぞ! ――いや、グレたエルちゃんも見てみたいかもしれ(ry
ましろ、どうやらソラシド市へ帰るようです。学校行かなきゃだからね? ――アナタも行かなきゃだよ?
かなしい別れとはいえ、その気になればいつでもスカイランド旅行に行けるからいいんじゃないでしょうか? パスなしビザなしやで?
冒頭からランボーグが出てきたのはコレの伏線でした。そうかぁランボーグはプリキュアじゃなきゃ倒せないんだ。
ランボーグってのは物理的なモンスターじゃなくてダークなエナジーが凝り固まったアレ。物質はただの依代にすぎないのね。どこかスレイヤーズシリーズの魔族を彷彿とさせるイメージだわ。
当然ながら、ランボーグの依代は倒したけどエネルギー自体は保存されたままです。あちこちに種を撒いて、最後に巨大爆弾という形で結実したわけですか。
ここでもやっぱり「プリンセスよこせ」か……お姫さまにどんなヒミツがってツバサぁ!!!! おめームチャすんじゃねーよ男の子だなぁ。
必殺技ぶっぱは失敗です。BGMも「しっぱいするよ」と教えてくれるのでね。案の定圧され気味な展開。ただスカイランドもただプリキュアに任せてるだけじゃなく、シャララ隊長が決死の覚悟で巨大ランボーグに挑むようです。
自分の力が通じないけど立ち向かう――これを勇気ととるか無謀ととるかはヒトそれぞれですが、シャララ隊長は『正しいことを最後までやり抜く』という信条を貫き通すようです。
とりあえず隊長が乗ってたトリ公の名前は『ワシオーン』でおk?
――これは今までのプリキュアにない新しい展開ですねぇ。少なくとも、自分が知る範囲で『"人"の犠牲を払って敵を倒す』って展開は記憶にありません。これまで妖精を失ったプリキュアって例もありましたが、それはあくまで物理的な消滅。魂はしっかり残って再開を果たしたりしてるのですが、このように明確な形で『犠牲』を演出するのは歴代プリキュアの中でも重いほうだと思います。
あこがれの人を失った悲しみ、それはキュアスカイにどんな顔をさせたのでしょう? 少なくとも、自信たっぷりのバッタモンダーを怯ませ退却させるくらいのモノは棲まわせていたようです。
最後まで彼女の顔を見せなかったですね。
その後、シャララ隊長を捜索していますが、やはりというか彼女の姿は見当たらず。しかし、シャララ隊長はソラに対しメッセージを残していたようです。
「立ち止まるなヒーローガール。また会おう」
すみません。自分、涙いいッスか?
ほんっとソラちゃん強いよねぇ……物理的だけじゃなく精神の強さも兼ね備えてるよ。わたしもこういう上司のもとで働きたいです。ソラは今後の方針としてソラシド市に帰ることを提案します。プリキュア全員でエルちゃんを守りつつ、王と王妃にかけられた呪いの解決策を編み出すにはそれが一番だと。
そして、ソラはふるさとのスカイランドを離れソラシド市へと戻っていくのでした。いつかシャララ隊長と再開できると信じて……ごめん、感動的に終わらせたいんだけどちょっとまって。
これ、シャララ隊長の悪堕ちフラグじゃね? んでキュアスカイと対峙してイロイロやってソラのヒーロー観をさらに発展させるイベントが待ってるんじゃねコレ。やっべー今から妄想が捗りますわぁ。
次回予告。ゲンキがないエルちゃんにわが国に伝わるむかしばなし『ももたろう』をご披露してさしあげるようです。あ、エルちゃんももたろう役なのね。配役は以下の通り。
桃太郎:
イヌ:ソラ
サル:ましろ
キジ:ツバサ
ソラの犬似合いすぎて草。ましろは淡々とサルしててさらに草。ツバサくんはそのまんまで猛烈に草。なによりエルちゃんの凛々しさに大草原を禁じえない。
しかしみんなかわいい(語彙力
さいきんのむかしばなしはいろんな改変があるらしいですね……こういったむかしばなしのいくつかは、子どもに対して『やっちゃダメなこと』を教育するというか、そういった意図で作られた話が多いようです。善き行いをし、悪い行いは罰せられる。これこれこういう行いは悪いことなのでやっちゃいけない。もしやってしまったら悪い鬼に食べられちゃうゾ! 的なね。
そういう意図を含めて物語を描くというのなら、昨今はやりのむかしばなし改変物語もまあアリなんかなぁと妄想したりする、一方で原盤はしっかり保存しておいたほうがいいんじゃないかなというか、たぶん歴史的価値もあるでしょうからと妄想します。
むかしばなしは子どもを楽しませるだけじゃなく、子どもにある種の学習をさせるためにも善きツールなのです。エルちゃんは『ももたろう』にどんな感想を抱いてくれるのでしょうか?
いやぁ本日も楽しい30分間でした。深い悲しみを抱えたソラは今後どうなるのか? エルちゃんが狙われる真の目的とは? ソラシド市で暮らしてるだろうカバトンくんは今? ――いろんなナゾを楽しみつつ、今後も視聴していきましょう。
じゃ、また一週間後にね!
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