第9話 勇気の翼、飛べキュアウィング!!

 飛べない鳥、実は地球上にけっこーいます。有名なのは鶏、ダチョウ、ペンギンなどがそうですね。


 鳥類は恐竜が祖先だってのは有名な話ですが、逆に言えば恐竜が飛行能力を獲得して現代に残った生物が『鳥類』です。じゃあなんで飛べない鳥がいるのか? ――それは「空を飛べるようになったけど、べつに飛行能力いらなくね?」って結果に至った鳥さんたちがいたからなんですね。ダチョウなんかはめちゃ速く走れるしペンギンは水中を飛ぶように泳げます。そもそも『飛ぶ』ことを生活上のメイン手段にしてなかった鳥類たちのなかには、翼をつけ置きのまま退化させ走力や水泳力など別次元への進化を選んだわけです。


 ちなみに、わたしたちが日々命を頂いてる鶏さんたち、実は飛ぼうと思えば家屋の屋根くらいまでは飛べるそうです。まあ人間が食用で飼育してるあの子たちはいっぱい食べてる&飛ぶ訓練をしてないので飛べないのですが、自然豊かで自由気ままに生きてる鶏はある程度の飛行能力をもっていそうですね。野生の鶏はいないはずですが、人間から逃げ出した鶏の子孫がいたとしたら飛べるようになってるかもしれませんね。


 さて、ぷにっとバードなツバサくん。前回は彼の見せ場だぜ! ってタイミングでクリフハンガーを頂きましたが、今回はちゃんと活躍してくれるでしょう。新プリキュアの登場と新たな展開に胸をアツくして視聴しましょうかね。




 まさかのソニックスタイルでプリキュアの窮地へ赴くトリ公。そういやソニックフロンティア、最近大幅無料アップデートあったね。わたし普段ゲームやらない人だけどソニックだけは別。現在ちょこっとずつ楽しんでいるところです。アナタはソニック好きですか? 好きって方いたらコメントください。ゲームプレイしてるよって方も遠慮なくどうぞ。ちなみにわたしはトロコン済みです。


 プリキュアがやったあの足を合わせて踏み台にするヤツどっかで見たことあるんだよなぁ~ ――キャプテン翼?


 と、いままでの失敗を反省して気を引き締めるカバトン氏、何気なく彼の成長も描かれてるのすきです。っていうかツバサおめー足速いな。ダチョウ系統なんじゃね?


 さて、スカイとプリズムに飛行能力は無いのでどうしたって追加プリキュアが必要だよねってことでツバサくんに奮闘いただきたい。カバトンが獲物を確認するためエルちゃんの元へやってきました。プリキュア悪役おきまりの精神攻撃を仕掛けてくるもののツバサにはノーダメ。これは期待できるぞ! ――っと思ったら即落ち二コマだった件。くっ、やはり力が必要か。


 プリキュア見てると心がほのぼのするけどねぇ、オトナになるとカバトンの言葉ももっともに聴こえる矛盾。個人でコツコツをつくるのもいいけど、結局はそういったチャンスに恵まれなければどれほど魅力的で力ある方でも埋もれてしまう。努力は報われるしそういう社会こそ理想なんだけどねぇ……なあカバトン?


 そういったオトナたちが培ってきたのが資本主義らしいです。そして資本主義は契約が肝心なのです。契約を果たせないのはとても残念なことなのです……なあカバトン?




 自己犠牲、とても『心』がある行動に見えますが、実は多くの動物がもつ普遍的なものです。わかりやすいのは子どもを守る親ですね。こわーい肉食獣に襲われた際、自分がおとりになって子どもから目を逸らさせるっていうやり方ね。


 人には人の『心』に沿った自己犠牲があります。わたしは「自分の身を犠牲にしても守りたい何かがあるか?」と問われると困ってしまいますが、アナタにはそういうものはありますか? あるとしたらどんなものですか? 形のないものですか? どうしてそれを守ろうとするのでしょう? ――答えはアナタの心のなかで考えてみてください。


 エルちゃんはただ自分自身に正直だったのでしょう。そして、エルちゃんの涙がツバサの心を大きく揺り動かしました。その結果、ツバサは己の夢とエルちゃんへの想いを重ねて『プリキュアになる』という奇跡に至ったのでしょう。うぅ~ん涙ちょちょぎれちゃうね!


 イメトレはずぅっとしてただろうから飛行に関してはカンペキやろね。しっかしウィングめ、男の子のくせにかわいいじゃないか(不審者目線


 今回はカバトンの悪役っぷりも魅力的だと思います。世の中の子どもたちには良い反面教師になってほしいけど、オトナの方には彼がちょっと違ったふうに見えるかもしれません。わたしなんかは『カバトンの"今"が形作られるまで』を想像してしまったりしますが――カバトンのような存在が現れない世界、あるといいですね。


 キュアウィングの必殺技は『ひろがる! ウィングアタック!』だそうです。ちょっとストリートファイター5の『天地双潰掀』を思い出したけどそんなブッソーな技じゃないので勘違い無きよう。


 壊れた町が修復するようになったのはいつからだっけか……むかしのプリキュアは壊れっぱなしだったよね? まあいいや。




 エピローグは多くを語らず、ただツバサくんの「ありがとう」を強調したシーンで終了しました。これはまたイイね! 心を伝えるのに言葉は必ずしも重要じゃない。アナタもツバサくんの「ありがとう」に込められた想いを察することができたでしょう。その想いを受け止めたからこそ、ソラも多くを語らず差し出された手を受け取った。ここまでのシーンを積み重ねてきたからこそわかるワンシーンだったかもしれませんね。


 次回予告。プリキュア恒例? のお料理回でございます。そういや前作は料理メインだったけど実際にお料理するシーンは少なかった気がする。レシピ紹介的な意味で。


 えーっとかぼちゃ、小麦粉っぽい粉もの、そしてさつまいもかな? あとチョコレートを練ってる感じだねぇ……そんであの型にツバサの「やーきたーい」というナゾのメッセージ。


 コレたいやきじゃね? キミたち炭水化物メインの食生活なの? そっかぁ、スカイランドの鳥類はエネルギーがたくさん必要なんだなぁというボケ。まあ鳥類にとっても炭水化物は重要な栄養源ですが、人間以上にたんぱく質が重要になるので飼い主さんは注意してあげてください。あとビタミンAが良いらしいね。まあトリ公の世話なんて子ども時代に一瞬しかやったことないから知らんけど。


 たいやきね、作り方知らんけどフライパンでできるなら興味あるわ。ケーキと同じようなレシピでいいと思うから小麦粉なんでしょうねぇ……こんど調べてみよっと。


 さて、本日は感動の新プリキュア誕生回でしたね。次回はツバサくんの歓迎パーティーということで、どんな催しが開かれるのか楽しみでございます。このワクワクを胸に秘めつつ、今週も楽しくやっていきましょう。


 アナタの人生に幸あれ!

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