第22話 新しい仕事
次の日昭は遅めの朝を迎えた
外は雪一色で物静かだったのもその要因かもしれない
ちょっと二日酔いのせいか軽い頭痛があったが
朝になっても彼の股間はいきり立ったままだった。
自分の右手で握り上下に擦り、美和子の胸の感触を思い出し
勢いよく白い液体を放出した。
昨日4回も出したばかりなのに驚くほどの量がほとばしった。
少し冷静になると
昨日のの投機のことが
思い出され、二日酔いながらも自分にあった仕事では無いかと
思ったことを思い出し、ベットから飛び起きた。
シャワーを浴び身支度をし、急いで近くの本屋に行こうと思ったが
積雪が30センチ程で断念した。
しかし自分の向上心は、それでは収まらず、ネットで調べ上げることにした。
業界、ブログ、教室など、今まで見たことの無い世界
こんなに投機をしている人が多くいることにびっくりした。
中には1億を手にした手記も載っており、興奮しながら
見ているともう夕方近くになっていた。
まずは勉強しようと思い、教科書的な本をネットで探した。
ブログからのリンクやグーグル検索などで調べると
ある一冊の本が分かりやすく評判がいいことが分かった。
外は大雪のため、直ぐにでも本屋に行きたかったが
アマゾンで注文した。
何故か浮き浮きしてしまう自分が不思議でならなかった。
注文してから早いこと翌日に届いた。
こんなら買いに行かない方がいいかもね。
なんて思いながら読み始めると、評判通り本当に分かりやすい
移動平均、ポジション、戻り売り、指値、利益確定売りなど専門用語が出て
分かりずらく読んでもわからないのが普通なのですが
この本は初心者向きで下に用語解説、それの説明のページなどあり
とても分かりやすく、一日で読みきっただけではなく
自分のノートにも綺麗にまとめられた。
昭はもともと勉強は嫌いではない。
始まると没頭するタイプで次々とその本のシリーズを買った
全巻12冊だが2週間もすると全て読破。
ノートも2冊になった。
本の薦める業者のデモも試してみた。
面白いように架空のお金が増える
「これはいける」そう思った昭は
セントラル短資と言う業者を選び口座を開設した。
それに合わせ高校の数学の本を取り出し統計学も勉強した。
図書館にも行き、要約統計量 分散、標準得点 偏差値等の本を読破した。
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