第2話 発展しない連絡

彼と出会った日から3日間LINEを送り続けました。自撮りを送ってみたり、また来てくださいなんてガッツリ営業かけてみたり。


可愛いー❤️ いいじゃん❤️ またねー❤️

など❤️のついた連絡がたまーに返ってくる程度でなかなか次に繋がりそうになく。

3日連続送ってみたものの一度断念して、

連絡をやめていました。


その頃の私は太客が2人いたので売り上げはなんとか成り立って居ましたし上京して初月の売り上げで4番目とかだったので店長さんからも気に入られ順調の出だしでした。

なので彼に対してそこまで固執することもなかったのですが、

売り上げ目標が高く仕事に対してその頃凄く前向きだったのでNo. 1の先輩に私はLINEや連絡があまり忠実ではなくて次に繋げるのが苦手なんですと相談してみました。


先輩曰く、週どれくらいその人は飲みに出てるのか週の何曜日に良く飲むのか席についた時に聞いて、そのくらいになったら連絡してみたり

呑んでるなら呑もうよくらいのフラットな感覚で誘ってみたらどうかな?と丁寧に応えていただき、参考にしてみることにしました。


彼とは席に着いた時にほとんど話せてないのでどれくらい呑みに出ていて何曜日が多いかなんて分からなかったのでとりあえず2週間ぶりにLINEで呑もうよ!と送ってみました。


すると思わぬ展開で、「いこーかなぁー!」と連絡が返って来ました!


急展開で凄く嬉しくなって私はすぐに「来て来て!」と返信しました。


彼から何時に個室で3人でいける?と送られてきて本当に来てくれることに。


そこで久しぶりに彼に会いました!

そこまで話したこともなく久しぶりだったこともありやっぱりまだ緊張してしまい。

どんな飲み方が好きなのか探り探り接客をしました。テキーラを呑もうよと言ってみたり

カラオケしようよなんて言ってみたり。

でも、いや、そんな感じじゃないんだよねーと淡々とずっとビールだけを呑み続ける彼に

私はどうしよう。どうやったら仲良くなれるだろうと頭を抱えて居ました。


とりあえず様子を見ようと思い話していくうちに私テキーラが凄く好きなんです!呑みましょうともう一度言ってみると。じゃあ呑もう!

と言ってくれて。

そこからテキーラ祭りに…ww

なんだかんだ呑める子達が好きみたいで、その日凄く楽しんで帰ってくれました。


今日もありがとう❤️

またねー❤️とすぐにLINEが送られてきて。

そこから毎日連絡を取るようになりました。


この頃は、その日のお会計が高かったのでこの人育てて太客になってもらおうなんて安易な考えでしかなかったので。

ラッキーくらいに思っていました

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