出会えなかった

「ねぇ、ちょっと」

『ん?』

「約束の時間、とっくに過ぎてんだけど」

『え、だってその日……』

「晴れよ」

『えっ、うっそ! まじ!?』

「はぁ……何ポンコツかましてんのよ」

『ご、ごめんなさ——』

「一年後にゆっくり話し合いしましょ、彦星」

織姫は星送り社の公衆電話を乱暴に切った。

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