140字小説まとめ4

しょうすうの0くん

僕は、零。名前の通り、空っぽだ。一郎くんや健二くん、三太くんに四織ちゃんは存在感があって、すごい。後ろに誰かがいれば、その子を頼りにできるんだけど、誰もいなかったら、僕はいない存在となる。たった一個の点で距離を置かれてしまうんだ。

 

ああ、今日もまた、右斜線で消されてしまう。

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