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    ◇本文◇への応援コメント

    作中では主人公にとって葵を沼と見立てていますが、主人公主観で読み進めているからか、主人公の思考こそ沼に感じられました。
    墓穴を掘ってその墓穴に自らはまるみたいに、自分の足下にある沼にいつまでもはまり続け、そこが心地よすぎて抜け出さないような印象を受けました。

    ああ、だから暗い沼の「二人」なのですね、しっくり来ました。

    読んでて心地良い文章は素敵です。

    作者からの返信

    お読み頂きありがとうございます~。
    しかも色々と考察してくださって、メチャクチャ嬉しいです。

    三毛猫さんもご指摘の通り、主人公はわりと現状に心地良さを感じていると思います。
    で、その心地良さっていうのは、ある種の自己陶酔みたいな感覚なんだろうなと。
    何しろ葵のことを愚かしい女と断じておきながら、言葉の端々に「でも僕だけはそんな葵の健気さを知ってるけど?」みたいなニュアンスを滲ませているわけで、けっこう気持ち悪いやつだなっていう(笑)。
    そこも含めて、どっちも救われねぇなあって感じですね。

    編集済
  • ◇本文◇への応援コメント

    沼、深いですね、、
    シンとした空気感の文章がすごくいいなと思いました。
    ダメな男の人ばかりと付き合う女の人いますよね。
    この二人は平行線のままなのかな。気になる。

    逆に偉大なことを成し遂げる男の人は恐妻家が多い印象があります。リンカーンとか。
    奥さんにボコボコにされてたみたいです。

    作者からの返信

    お読み頂きありがとうございます~。
    明確に文芸系を意識した小説を投稿したのは初めてだったんですが、思った以上に書いていて楽しかったです。
    ダメ男を好きになってしまう女性、個人的に凄く性格が良い印象があるんですよね。それでこういうのを前々から書いてみたいと思っていた部分があります。

    偉大なことを成し遂げる男性に恐妻家が多い、というのは凄くわかります。
    たしかソクラテス/モーツアルト/トルストイの奥さんが、世界三大悪妻って呼ばれていると聞いたことがあるような。