あなたの右側
晴れ渡った空を見上げて 『綺麗ね』って呟いたけど
左を向いても もう 誰もいない…
つい、伸ばしてしまった 左手のやり場に 困った
あなたのいない左側に
とてつもない違和感を抱いても
いつかは何事もなかったように
違う誰かが その手に 触れるんだ
それは 私 だけじゃない。
雨降る空 傘もささずに 『どうして?』って呟いたけど
左を向いても もう 応えてくれない
ねぇ、あなたは 私を 置き去りにして 平気、なのね…
あたしのいない右側に
もう 慣れたの? 違和感ももう消えた?
すべてが何事もなかったように
違う誰かが その手を 握ってる…
それが こんなにも 『痛い』
朝、早く目が覚めて 幸せそうに 眠るあなたは もう私の
あたしのいない右側には
もう 慣れたの? 違和感ももう消えた?
素晴らしかった日々が幻に変わってゆく…
それがこんなにも痛い。
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