𝐒𝐭𝐨𝐫𝐲.17


俺の立太子、式典パーティーが終わってから3週間が経過した。その過程で俺は今まで受けてこなかった、教育を受けるようになっていった


内容などは、今までセバスに教えて貰ったモノの続きぐらいからで、すぐに頭に入ってきた。


それもあってか父上から、視察の名代を受ける



「アルノルトよ、第1騎士団の中から3名指名して、カザルティア山脈の調査をしてきて欲しいのだ。」


そう父上は言葉を詰まらせる、父上の顔は複雑そうな表情で俺を見る父上は何かあるのだろうと思って俺は───



「承りました、選抜してカザルディア山脈に行ってまいります。」


「ああ、何かあれば、無理せずに帰ってきても良い、危険がないようにな」


そう言われて、俺は「はい!」と言って今日行く予定だった、第1騎士団の訓練場に向かうのだった



俺は訓練場について、皆に挨拶をし、いつもの訓練メンバーの所に向かう


「ノトム、シェリー、グラゼル、お待たせ今日は少し私の話に付き合ってもらえるかな?」


「おはようごさいますアルノルト殿下」

「殿下!おはようごさいます!!」

「ようやく来ましたか殿下!!」


みなが挨拶を交わしていくそれに俺は微笑みながら俺は皆に今日言われたことを話す



「お前たちに聞いてほしいことがあるんだが、父上...陛下からの名代でカザルティア山脈の調査をしてきて欲しいとの事なのだ、それで人員は、私に一任されたのだが、私はこのメンバーで調査したいと思っている。大人数で行くような所でもないからこのメンバーなら、私も心置き無く、接しやすいからなだが、無理に──」



そう皆に伝えようとすると皆は───



「もちろん構いませんよ」

「殿下がその仰るなら私も問題ありません」

「シェリーも問題ありません!!」



──とそう言って皆が俺に告げてくれる




◆◇◆◇◆



そしてこの面々であるノトム、それからグラゼルにシェリーを紹介しよう



ノトムは前に紹介した通り騎士団長の息子で伯爵家の長男、そしてグラゼルはこの騎士団部隊長で、ノトムの上司的存在、かなり鍛えられている肉体に、性格は真面目、だけどこのグラゼルは、貴族ではなく平民の出らしい、前までは傭兵や剣術大会で有名だったのを、

ガルゼスが引き抜き3年前にスカウトしたとの経緯があるそれで俺が特訓後の休憩で周りを見ながら騎士たちを観察...皆の動きやそれぞれの特性を見ていた所、かなり体力とそのポテンシャルをみて俺は、ノトムや俺の監督係みたいな役職に任命した次第だ。まぁ周りからは少し羨ましがられていたが



そしてシェリーだが、この騎士団で数少ない女性騎士で、子爵家の三女だとか、まぁ要するに家や嫁ぐのが嫌で騎士をめざして訓練したとか、まぁそのせいで年齢は...いや言うまい...経緯としては、シェリーのスキルに寄ることろが多い所だろう、騎士団で、訓練を積んでいてある程度、基礎や体力作りができた頃に、

ガルゼスにこの騎士団のリストを見せてもらってスキルは皆のを概ね覚えた、そしてシェリーのそのスキルは、『気配察知』と言うらしく、動物や生き物の気配が分かるという実にシンプルなスキルだが、それでもスキルを持っている者貴重で、この騎士団内でも30人中10人程だから、バカにはできない



それを考慮した上で、俺自ら、話しかけて誘った決して下心とかなかったですよ...はい、そんなこんなで集めて訓練をした仲だ、それから訓練を重ねていく内に打ち解けて、今の形になったという経緯だ、そんなこんなで俺はこの4人メンバーで、カザルティア山脈の調査をするために人員と、向かうために必要な道具やそれに備えて、訓練と体調管理を整えて、1週間後に向かうように万全を整えるのであった




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


この小説をお読みいただきありがとうございます!!m(_ _)m


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長らく遅れてしまい申し訳ないございませんでした!!!m(_ _)m


次回は、4月の最初の日曜に更新致します、よろしくお願いいたします( *´꒳`*)


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