第34話

2305年、それが今年のことらしい。


312歳になりました。イエーイ


ハンナから衝撃的な事実①、俺の子種から生まれた娘達は不老不死ではないがほぼ不老の長寿だという。血が薄まってもその特性は変わらないとのこと。実際に玄孫であるハンナの両親、祖父母、ひい祖父母の父親側は俺以外の種だ。にもかかわらず、ハンナは40代の見た目をしていて実年齢は100歳を越えているとのこと。


ハンナの祖父母の時点でUSAの研究機関に目を付けられていてハンナの祖父母から両親、ハンナが俺に出会うこれまでが全て研究として事細かく記録されていたとのこと。


だが、俺が見つかったことによって今まで明かせなかった謎が解明出来るとして矛先がハンナから俺に移った。


現在、身体検査という名目でテンションのおかしな女達に色々されている。


主にシモ関係。


衝撃的な事実②、俺の子種は摂取するだけでも老化防止になるらしい。若返り効果はないが若いうちから摂取し続けていれば老化しなくなるというにわかに信じられない研究結果があるとのこと。だからか水筒持参している老若問わずの研究者が多かったのは。え?他のことにも有効活用する?お好きにどうぞ。


ミルクサーバーと化した俺が解放されたのは夜分遅くの深夜であった。多分、明日もミルクサーバーの業務が回ってくる。


ムラムラを抑えて自室に戻れば、スケスケネグリジェ姿のハンナが…


理性が獣性に切り替わった瞬間であった。

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