二十歳になって困ること
ソウは明日誕生日だ。
あと4時間ほどだねーと夕食時に話してたら、てんはが嘆いた。
「だんだん大人になるやん。いややなー」
「なんで?」
「だって二十歳になったらさー」
何かあったら実名報道、とかかなと思ったら。
「父に頭近づけても撫でてもらえなくなるやん!」
……ふぁっ?
クオン「おま……、大人になる不都合で真っ先に浮かぶのそれか」
ひかる「ええやん、二十歳になっても撫でてもらったら(大笑い)」
そんなてんは、もうすぐ高校生。今だに何かと頭を撫でてほしそうにすり寄ってくる。
今日も本命の受験だったのでお疲れさんとよしよししておいた。
かわいいから(超親ばか)、いいんだけどね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます