感想「余りものたちの行方」やまおり亭

山本Q太郎@LaLaLabooks

感想「余りものたちの行方」やまおり亭

○初印象


日常の中に見つける楽しさのささやかさ加減が、ありそうで想像しやすくて良い。

似たようなことをした思い出がついつい蘇ってくる。

家の中で寝袋で寝るとか題材選びとして日常に題材求めるのは入りやすくて良いと思う。


○ポイント・魅力

・誰かのちょっとした日常を覗いた感じ。

・読後感としては、卒業で別れることになる切なさが印象的。

・二人のウブな関係性。


○疑問点

・学生の割には落ち着いている。

・寒いベランダで飲んでたからワインをあっためたのかな?


○気になった

・せっかく引っ越しのシチュエーションなので、各段落の頭に引っ越し準備の進行状況はあっても良いかも。

・社長と学生が卒業によって別れる前の結びつきがあると、卒業の寂しさが伝わるかも。登山部同士とか

・キャラクターのもう少し個性・対比があっても良いかと。

 性格が反対なら、買うものは一緒ネタが生きる気がする。


○自分が改善するなら

・キャラクターをもう少し極端にして、二人の関係性に変化を加える。

・対立:社長がうちの会社にこいと誘い主人公が断ると喧嘩が発生。お互いの気持ちをぶつけ合い、より分かり合う二人。

・問題が発生(段ボールが足りない。など)し酷い目に遭う二人。なんとか協力して解決にあたる。問題が解決する。

・せっかく寒さに強い寝袋が出てくるので、その部屋で一番寒いベランダに寝る展開に持ってく。

「この性能は外じゃないきゃわからない」とかなんとか。


・キャラクター例

主人公:落ち着いている。おとなしい。(行動できなくて社長が羨ましい)

社長:アクティブ。引っ張るタイプ。(寂しがり屋の裏返し)

とか。

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