　登場人物 : 「A:探偵」「B:犯人」「C:死体」

　シチュエーション:探偵が謎を解き、今まさに犯人を追い詰める瞬間から

　――――――――

　A「Cを殺した犯人はお前だ！ B！」

　B「なんの乳酸（にゅうさん）があって言っている！？」

　A「しれた事！私の広背筋（こうはいきん）がこう言っている……お前の来ている服のマッスルポケットに、Cを殺した凶器が入っていると！」

　B「はっ！ポケットに入っているのはプロテインと400キロのバーベルだけだ！これでどうやって殺せる！？」

　A「いーやまさしくそれが凶器だ！ Cは頭を殴られて殺された、つまり！そのプロテインで強化した大胸筋（だいきょうきん）、上腕三頭筋（じょうわんさんとうきん）、前腕屈筋群（ぜんわんくっきんぐん）、それらをつかいCを殴り殺したのだ！

　そう！凶器とは他でもない！プロテインそのものだあああああ！！」

　B「ふっ、見事だ筋肉探偵、まさしく君の言ったとおりさ」

　A「1つだけ聞かせてくれ、動機を」

　B「魅せられてしまったのさ、マッスルの女神様というやつに」

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい