J爺さんとk爺さん 寓話
大国誠
第1話 J爺さんとk爺さん 寓話
J爺さんとk爺さん 寓話
この話は遠いむか~しむかし
何時とも知れん時代のことじゃった。
ある処にk爺さん その横のあばら家に
J爺さんが住んどったそうじゃ。
J爺さんといえば、暮らしぶりは質素で
あまり嘘もつかず 仕事もそれなりにこなす、
人のよい普通の爺さんじゃったそうな。
一方のk爺さんときたら、昼まっから
ジャンジャンバリバリするは
腹が減ったら、こっそりと人ん家の
犬をガメて保身鍋にするような
しょうもないジジィだったんじゃ。
┐(´д`)┌ヤレヤレ
ある日 J爺さんが山へ柴狩りに行くとじゃ
雑木林中で烏どもがカァカァギャーギャーと
喚いておったんじゃと
なにごとかとJ爺さんが行ってみると烏どもは
山鳩の巣を襲って落っこちた雛鳥を食おうと
してるとこじゃった。
それを見たJ爺さん 足元に落ちてた礫を拾って
投げつけてやった。
「これやめんか~ 烏どもめら!」
そう言って木の枝を振り回して駆けつけたんよ
首尾よく烏を追い払ったんじゃがのぉ
落ちた雛鳥は片目は刳り貫かれとるは
羽はぬけとるはで もう虫の息じゃった。
それでもJ爺さんはなんとか助けたいもんだと
手の平に載せてあばら家に息せき切って
戻っていったんじゃ
J爺さんがモタモタと走って、ようやっと
村が見えてきた
そんでもって、村外れにある村人でさえほとんど
お参りすることも無い小汚いちっさな祠の前を
通り過ぎようととしたときじゃった。
ピカ~!ピカッピカ~~!
祠の中から金色の光がさしたかと思うと
扉がスーと開き 中から何やら光輝く存在が
厳かに現れおったんじゃ!
しかも大神サウンドトラックみたいなBGMまで
流れてきたんで 爺さん そりゃびっくりして
もう腰を抜かすとこじゃった。
中から現れた者は、なんとも恰幅の
良い姿をしておって、
ニコニコと笑うとJ爺さを手招きしたんじゃ
「これ そこの者 余は福の神じゃ
遠慮せずにもそっと ちこう寄れ ちこう」
「へっ!? 福の神様ですとぉ~」
J爺が恐る恐る近づいてみると確かに布袋様や
大黒天のような姿にも似ているような・・
だけどよ~く見ると銀色にピカピカと光る
繋ぎ目のない不思議な服を着ておってのぉ
お顔はというとえらい下ぶくれに
おちょぼ口と小さな目 眉間には楕円の殿上眉
頭を見れば、てっぺんに毛のない薄毛
そのうえ小太り体形ときておっての
おまけにおでこから左右に触手のような
アンテナみたいなものまで飛び出しおるでは
あ~りませんか!
しかも声ときたら鼻に詰まった妙にカン高い声
"怪しすぃ~ あまりに怪しく見えるけど
これがほんまもんの福の神様じゃろか?"
J爺の訝る様子を見て福の神はニタ~リとすると
「ほ~ん お主 どうも余を疑っておるな?
余は窮鳥を救うた、お主に感心して出てきたのじゃ
ふ~む その雛鳥を見せてみよ」
そう言われてJ爺さんが持っていた雛を見せると
福の神は不思議な印を結び 大きな声で
サイン コサイン ラジアンアア~ン!!
とけったいな呪文を唱えたんじゃ
するとあ~ら不思議
額の触手?アンテナ?から黄色い光がビカッと
雛鳥に放たれよった!
それを浴びたら雛はすっかり傷もイエティ
(誤植) 癒えて、ぱっと飛び上がると、まっしぐらに
山へ飛んで行ったんじゃと。
「ひゃっ!? へへっ~恐れ入りましたですじゃ!」
恐懼/きょうくするJ爺を眺めると福の神は
ニコニコしながら
「よいよい さてお主の善行に報いてやらねばならんなぁ
うむうむ そうだ良いものがあるぞよ」
そういってゴソゴソと懐をまさぐると何やら
小さな箱を二つ 取り出して見せたそうな
見れば右手に持った箱にはEX 左手のひとつ
にはLOGと書かれとった。
「どちらでも好きな方を授けようぞ どちらにするかのぉ?」
それを見た爺さん 困ってしまったそうな
"なんじゃろけ? まったくわけわからん・・・
でも右の小箱には、いいXと書かれとる
いぃ~! てことは、なんか効きそうな気がするわい・・"
意を決すると思い切って申し述べたんじゃ。
「ではでは遠慮なく右の方をいただきたく存じますじゃ」
「ほぉっ これを選ぶとはなかなか目が高いのぉ
よろしい! それではそのEXをお主の金利に掛けてやろう
よいかな その小箱をお主の預金通帳の上に一晩
乗っけて置おくが良い
それから金利を受け取るのは年に一度じゃ
分割して受け取らんようにな
おまけのサービスに n→∞ としておいてやろう
では 楽しみにしておるがよいぞよ
それからな このことは誰にも話してはいかんぞ
それでは達者で暮らせよ クックックッ」
そういうと福の神は祠の中に消えていったそうな。
"なんじゃろ? 夢か? いやいや箱はちゃんと手に持っとる"
事の不思議さにぼ~として、あばら家に帰ってきたJ爺
金具の取れたボロ箪笥の引き出しから通帳を取り出してみた
「はぁ~ なんとか虎の子の1両 これが全財産じゃが
こんな零金利の時に何したって無駄じゃ無駄じゃ。」
そう思いながらも福の神に言われた通り通帳の上に
小箱を置いて また引き出しの上にしまったそうな。
その夜 小箱をしまった引き出しの隙間からは
黄金の光が漏れとったんじゃが爺さんはぐっすり
眠りこんでおったてのぉ
夜が明けると爺さんは恐る恐る引き出しを開けてみた
すると中に収めた小箱は消えていて通帳だけに
なっておったんじゃ
「なんじゃぁ いくらかのお宝でも出てくるかと思ったが
やっぱり夢でもみてたんじゃなぁ あはははっw」
それからじゃ 不思議なことがおきたのは
そんな事もいつのまにか忘れて、J爺さんは
畑を耕したり、柴狩りにいったりと忙しく
過ごして追っての、あっという間に一年が
過ぎたんじゃが
ふっと思い出して預金を見ると増えとる
僅かだがいままでよりも増えておったんじゃな
それからというもの爺さんの預金なんじゃが
年に一度貰える金利の額が少しづつ増え始めたんじゃ。
おまけに無駄使いをしないJ爺は元金の方も
増やしていったのでな 最初はゆっくりとじゃったが、
そのうちにえっらい勢いで金が増えていったんだそうな。
グラフで表すとy軸方向にスコ~ンとロケットのように
上昇していって しかもいくらでも増えていくんじゃった
それもそのはずで 爺さんのもらったEXはExPonential
つまり指数じゃったというわけだ。
しかも分割してもらわないので この式は(x)^n
年利xにnがかかっているとても単純な指数式じゃった。
因みにn回に分けて年利を貰う場合は (1+x/n)^n
となっとってn→∞の場合 年間に得られる金利は
有名なネイピア数eに収束するんだそうじゃよ( " e")
指数なので2が4となり 4が16と無限に増えていく
まさに打ち出の小槌とほぼ同等スぺックの
アイテムをゲットしたといえるのぉ
「おいおい どうなってんだよ!!」
となりのボロ家に住んでいたJ爺さんの羽振りが
何年かのうちに見る見る良くなったことに驚いた
お隣のk爺さん
覗きにいってみるとボロ家に住み、一張羅の
粗末な服しか着ていなかったJ爺さんだったのが
家は屋根の雨漏りや戸板もすっかり綺麗に直され
着物も小ざっぱりした井手達になっておった。
真新しい畳の座敷に通されたk爺さんは
栗が丸ごと入った最高級羊羹と玉露を
頂きながら、すっかり肌つやの良くなった
J爺さんの話に仰天していたじゃと。
「なっなんだってぇ!? おいらとえらい違いじゃねぇか
どうしてそうなった? 慢心? 環境の違い?
まさかおめぇさんが賽の目で稼げるわけねぇしな
宝くじか? 金持ちのBBAでもこましたんか?」
J爺さん 最初は約束を守って黙っていたが
しつっこくねちっこくk爺が絡んできて困り果ててしもうた。
「ほほ~ どうあっても教えられねぇてのかい
おめえさんがそんなキャベツ主義者だったとは知らなかったねぇ
てめぇだけが幸せになればこっちは死のうがどうしようが
しったことじゃねぇってか? よ~くわかったぜ」
そう睨みつけて、ぷぃっ立ち上がり庭に顔出すと
「お~い村の衆!! 聞いてくれゃ! J爺さんは自分さえ
金を握れば隣は死のうがどうしようが知らねぇとほざく
薄情モンですぜ~~っ! 皆の衆 これがJ爺の正体だ!」
そんなことまで大声で喚き出したんじゃ
「ちょっと待ってくだせぇ いま言いますじゃ 教えますから・・」
そこまで居直られてはJ爺さんもとうとう雛鳥を
助けて福の神にお宝を授けられた話を漏らしてしまったんじゃよ
「なんてこった こうしちゃいられねぇ
そう聞くとk爺は山へすっとんでいったんじゃ
鳥や~っ 困ってる鳥はいねぇか? オラオラ早く出てきやがれぇ!!」
もちろん、そうそう雛の危急に出会えるわけではないんで
暫く走り回ったk爺は息が切れてヘタリこんでしもうた
「っきしょう 役立たずの鳥どもめら!! あぁめんどくせぇ」
苔むした岩に座って、竹筒に詰めた酒をくらって
一息をいれていた その時じゃった
急にk爺はΣハッと何か気づいた様子でな
ピコ~ン 悪いこと いや いいこと思いついたにだぁ
「酒だ もっともっと酒が要るぜ~! うひゃひゃ!」
ニタニタと笑うとk爺は行きつけの酒屋に慌てて走っていったそうな
翌日になって、珍しく早起きしたk爺は村の休耕地にすっ飛んで行った
そしてな 一晩じっくりと酒に浸した米を空き地にばらまいたんじゃ
ちゅんちゅん! ピッチィピッチピッチピッチィ~!
小鳥らがすぐによってきて蒔いた米に群がったんじゃが
その中に一羽の鶫が混ざっとった
鶫は喜んで米をついばんでいたがそのうち米から
酒が廻ってきてヨロヨロとしだしたんじゃよ
そこを陰から飛び出してきたk爺がむんずと捕まえると
近くの岩にいくぶん力を抜いて叩きつけた
「おっと殺さん程度に加減せんとなぁ よしよし
こんなもんだろ ウェ~」
骨が砕けたんだろうか ぐんにゃりとした
鶫を手に握ると大慌てで村はずれの祠に
すっ飛んでいったんじゃと
祠はあの出来事以来 J爺がせっせと掃除にくるので
すっかりきれいになり手水桶や賽銭箱も新調されておった
おっと ここだここだ なんだ随分と小奇麗になりやがったな
まぁいいや 頼むぜ福の神 とっとと出てきやがれ!!
そんなことをつぶやき、祠の前をぐったりした
鶫を見せつけながら歩きまわるk爺さん
ところが何度まえを通り過ぎてもまったくなんの反応もない
ただの祠のようだ・・
じゃがのぉ そんな程度でひっこむk爺ではなかった
「おっかしいぜ J爺の話には"開けゴマ油"とか
呪文はでてこなかったよな
あ~ さては福の神の野郎まだ寝てやがるに違いねぇ」
そこで祠の戸をガンガン叩くと大声でわめきだおった
「おい こらっ! 福の神さ~ん いるんでしょ?
居留守は困りますねぇ 早く出てきてくれよ
こっちもガキの使いじゃねぇんですぜ!!」
まるで借金取りのように祠の前で大騒ぎをはじめたんじゃ
ようやく少し扉が開くと福の神が顔だけだして
「うるさいのぉ お主 余になんぞ用向きがあるんか?」
「へぇ 待ってました 斯々然々/かくかくしかじか
でもってこれがあっしが助けた小鳥でござんす」
そういって掌の上でぐったりとしてる鶫を差し出した
むろん福の神には、すべてお見通しだったが
ここはk爺に調子を合わせることにしたんじゃよ
「憐れなツグミじゃのぉ どれ少し待って居れよ」
そう言ってサイン コサイン ラビアンロ~ズ!!
と唱えると アラ不思議! 額の触手?アンテナ?から
福神ビームを浴びせると鶫はすぐに元気になり
山を目指して飛んで逃げていったんじゃ
「はいっ! 俺のツグミ助けたね! これで御褒美モード確定!
はやく下さい く・だ・さ・い☆ 速攻で御褒美クレクレ!」
「はてのぉ~? なんのことか余にはわからんのぉ」
「ちょっとまってよ福神ちゃ~ん こっちはネタがあがってんだ
まさかJ爺に出せたものが、k爺様には出せねぇっていうんですかい?
てめぇ キャベツ主義者か あ゛ぁ゛っどうなんだよ!」
「まぁまぁ そう大声で喚くな 煩い奴じゃのぉ・・
で 余にどうしろと申すのじゃ?」
それを聞いてK爺さんはニタニタと笑みを浮かべると
「またまたぁ この期に及んでおとぼけは無しにしましょうぜ
J爺にしてやったように あっしにもご褒美として
誠意を見せて欲しい もっと言やぁ愛情をすこしばり
分けてくださいとこういってるんでさぁ!」
「ほ~ 愛情を分けろとな?
つまりお主は愛情とやらを欲してるかえ?」
「そうです そうですよぉ
ちぃとばかりあっしに愛をわけてくれりゃぁいいんですよ」
「あぁ~ なるほどのぉ わかったアイか! iだな!
ではiをくれてやることにしようぞ
それでどれほど所望じゃな? 一回だけで良いのかぇ?」
「へぇ!? そりゃたった一回こっきりよりも、
多けりゃ多いほど、こちとらけっこうでござんすな」
「ふむふむ 多いほど良いか ならば無限回とするかのぉ
よし 望み通りお主の金利にiをかけてやったぞ
それから固定金利でなく残高に応じて残高の金利に
iが架かる変動金利にしておいたからのw フォフォw
それ この小箱を受け取るがよいぞ 」
そこでいったん祠に入ると、またひょいっと顔を出して
「それからのぇ 結界を張るから お主は二度とこの祠には
近づけぬぞ ブロックされたんじゃ よいな」
そういって小箱を放りだすと ピシャリと祠の戸を閉めてしまった
すると結界のせいかk爺さんの目には祠がまったく見えなく
なってしまったんじゃ
そんなことよりk爺には小箱しか眼中になかったんじゃな
転がっていた箱を拾ってみると 蓋にiと刻まれておった
「やった!! これだ 福の神印がついてる本物に違ぇねぇ
J爺の言ってた通りじゃねぇかww
これで俺様も無限の金持ちの仲間入りにだ ウェ~ハッハッ!!」
そうしてJ爺さんの真似をし額面一両の預金通帳の上に
貰った小箱を載せて置いておいたそうな
ところがどっこい大作(誤植) そうかは問屋が卸さない(誤植)
k爺の預金はふえるどころかだんだん減っていきおったんじゃ!
しかも0となってからも更に減り続けて
とうとうマイナス1両になってしもうたんじゃ
通帳を見ながら頭を抱えるk爺さん
「酷ぇ いくらなんでもこいつは酷すぎるぜっ!!
博打に使った覚えもねぇのに一両借りたことになってやがる
だがなぁ あの福の神が保証したんだ もう少しまってみるか
大きく儲けるには元手 が要るっていうしなぁ・・」
するとk爺さんの預金はマイナス1両までいくとまた
少しづつ残高が増えていきよったんじゃ。
「おっと来たぜ! やっぱりな なんでも動き出すまでは大変なんだ
ここまで待たせたんだからリターンもドカンとすごいだろうぜ」
そして ようやっとに元の1両に戻っていったんじゃが
喜びもつかの間ここからまた額は減っていってしまったそうな。
それもそのはずじゃ
福の神がk爺さんによこしたのは愛ではなくて
i つまりimaginary number のことじゃった。
それは虚数単位 i = √−1 となっとって
2乗すると1になる値だったんじゃな (i^2=-1)
これが金利に架かっとるから k爺の預金は一年の周期
でプラス1両からマイナス1両となり
もう一年経つとまたπラジアンでもとの1両に戻る
そういう値動きを繰り返すようになってしもうたんじゃ
例えば1年後の残高の場合は一度でもらえば1両+i
二度に分ければ (1+i/2)^2=3/4+i = 3/4両+i
そして半年で角度がπ/2ラジアン=90度で零両になり
一年でπラジアン=180度 つまりマイナス1両となる
そうなれば当然、一周すると2πラジアン=360度で
元の1両に戻るということなんじゃよ。
ところがじゃ 皆の衆 話はこれで終わらんかった
数学だけなら+1~-1 このループを繰り返すだけで済むはずじゃった。
ところがじゃ これには金利が絡んで居るよな
そうすっとじゃ 0より上のプラスの時の預金につく金利
0より下のマイナスの時 これは負債とみなされる
要は預金につく金利と借金につく金利の二つがあるわけじゃな。
この金利 預金につく金利 = 借金につく金利
こうなっていたなら +1~-1ループを繰り返すだけで済んだ
実際の金利は 預金につく金利 < 借金につく金利
この様に 借金につく金利のほうが大きいわけじゃよ
こうなっとるから大変じゃ なぜかっちゅうと
k爺の預金はループを繰り返すたびに金利差から
負債額が増えていき、しかもその負債残高に応じて
返さなならん金利も上がってくからじゃよ
しかも欲張って無限回の操作をもとめたんじゃから
この負債の金利も無限に大きくなっていったんじゃ
まさにhell's cycle 地獄の循環に陥ってしまったんじゃ
ほんに人の真似をしたことでエラいことになってしもうた。
J爺さんにとっては福の神も、k爺さんにとっては貧乏神に
なったんじゃな。
ひょっとするとな 福の神さんと貧乏神さんは表裏一体
ひとつの神さんの表と裏の顔なのかもしれんのぉ・・
えっ? なになにそのあとk爺はどうなったか知りたいじゃと?
皆の衆も容赦がないのぉ クックックッ
「もうダメにだ こんなとこには居られん」
さすがに強欲だったk爺さんも その土地から出ていって
今度は月を目指してムン外からムンゾーンへと逃げだしたんじゃ
ところが月へ行ったって無限負債から逃れることはできんかった。
哀号ーー!!!
その時のk爺さんの凝り固まった恨みのループによって、
夜空の月が新月から満月そしてまた新月という
満ち欠けを繰り返すようになった。
この地方の人たちはそう信じておったそうじゃよ。
めでたし めでたし💛
J爺さんとk爺さん 寓話 大国誠 @hamayaxfv01
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