第4話

解読せぬら谷崎さんは、

プリントのコピーを頼まれて

谷山ことと配り終える


時間は、23分と少し納めている。


一枚と一枚と綺麗にしまいこまれている。


逆にこいつは、プリントの遅めな

クリアさに、教え込まれていた。


あるプリントにこいつは、きまって

登場する。


挙手ー。


家庭教師などいない

谷山ことの部屋で、プリンを

食べながらも勉強をしている。

夏休みは、とうに、15日も


すぎていたー。


こいつの私生活は、なぞとしては、

読まれにくいほどでもあるー。


教え方の上手な谷崎さんは、

馬鹿にすえひろがらずに、

教えることに、やっている。

まろっているプリンをみつめながら

もこれさえの間になっている。


挙手する。


学校の勉強会には、また数学になっている。

まさに、その棚上げ方の説明していて、


解読せぬならば谷崎さんは、挙手をした。


いちいちうるさい委員長の

ことづけすらも守っておきながら

谷崎さんは、覚えてもいない

本を読み続けている。


5分前の校舎が、ある。


坂道は、ころがらない


バス停で、僕らは、通っている。

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解答せぬならば、谷崎さん (2) 稲生 達郎 @kamizyo

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