第29話 異世界確定!
おじさんに言われた、此処は異世界だと!
「それとな、此処の世界の女は鑑定と心眼持ちだ、持ち物は鑑定で値や機能が分かるし、君の全てを知る事が出来る上級者もいる。
それはレベルという物で多い程ランクが上だ、ランク1より10のが上だからな、それ以上の強者もいるぞ。
それと心眼は心の声を読む、話し合いは出来ないが、一言一言わかるぞ!
声に出さなくとも聞いてると思った方が良い、絶対に考えるな」
「ねえねえ、私達の事も何か心で言っていたの?」
聞かれちゃったどうしよう。
「聞かれちゃったどうしようと言っておるぞ、リョウコ達どおする!」
「やっぱり中年とか言ってたのよね君!」
「言ってません、何も」
クリステーヌが、言ってくる。
「赤いですね、言葉の色は」
「君ー考えるな無心になるんだ、無心だぞ」
おじさんは焦って言ってくる、だって誘導尋問するんだもん。
「ケイジ教えるな、これは面白いなダダ漏れじょ!ハハハ」
おじさんは頭を抱えて下を見ている。
そして突然立ち上がり、俺を扉の外に連れ出し、中の皆んなには僕の品物を鑑定しとけって言っていた。
そして外の庭園でお話し合い。
「君は日本人だろう、もっと精神力を持て、此処の女どもに騙されて永遠に貢ぐ事になるぞ、それでも良いのか! それと日本人は心眼は出来ないから安心しろ、黒髪なら何を言っても分からない」
「本当にわからないのです、此処が何処で何をして良いのか、僕は日本には帰れないのですか?」
少し涙目の僕を見て、おじさんは考え聞いてくる。
「君がどの様に此処に来たのかをまず聞こう、それから対処しなくてはいけない。
まずは、何処から来た! おそらくは夢と魔法の国だろう、どのアトラクションから此処に来た?」
「アトラクションて何で知っているんですそんな事?」
「兎に角時間がないんだ、早く喋れ良いか質問に疑問をぶつけるな!
どのアトラクションだ、スカ◯◯ェイか、それとも最新のスプラ◯◯ュマウン〇〇か?」
「最新ていつ頃の話です、俺が一月に最後の日に乗りました、そして此処に来たんです。ス◯イウ〇〇はとーく昔に廃止されてますよ」
「俺には昨日の事だと思ったが、丸太は廃止かよ此処に来たのは最終便かよ、この若者は可哀想だな」
おじさんは話を聞いて涙を流している。
「悪いちょっと、感情が爆発した。所で君の名前は何だ?それと年を教えてくれるか」
「僕の名前はさだまさしです、19歳です」
俺の名前を聞いて、おじさんは少し驚いている。
「さだまさしか、グレープから独立してソロの歌手だろう。俺なんて俳優のさだケイジだぜ、おんなじ芸能人から取った名前だな」
おじさんは満足そうに頷く。
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