突然、入院してきました。
柴チョコ雅
第1話 病気の概要
家族が1人、2人とインフルエンザA型になっていきました。しかも予防接種済みなのに39.5度とかなりの高熱。
そして私も微熱、節節の痛み、鼻水、咳。明らかに熱は低くともインフルエンザの様相。明日(インフルエンザの検査は発熱後すぐでは結果が出ないため)お医者さんかなと考えていた日の朝36.8度です。違和感はあるけど平熱だ!そう私は普段通り1日を過ごし、お風呂に入りその明け方、突然の発汗、血圧の急上昇、嘔吐、立てないほどのめまいに襲われました。
隣りに眠る家人に
「死にたい」と漏らすと
「簡単には死なないから」
と呑気に返され、
「これ治んない」
というと夜間緊急の病院に連れていってくれました。
道中荷物のように扱われましたが仕方ありません。足に力が入らないのです。目も開けられません。
以前、入院した事のある病院で血圧が高いため頭の検査をしましたが異常ありません。
「多分、これは耳でしょう。当院には耳鼻科の専門医がおりませんので」
と紹介状とともに普通の町医者の耳鼻科に行かされました。その町医者さんには門前払いです。
「あの様子なら点滴ができる大病院に行った方が」
その大病院様がこのコロナ禍、親切にすぐに診てくれ、
「三半規管がやられてる。点滴しよう。外来で通う?酷いようだからしばらく入院してく?」
入院させてもらいました。
目も開けられず、頭も支えられず、ぐったり。点滴してもらい、トイレはその都度、看護師さんを呼び車椅子で行く。の生活を2日してました。
徐々に目を開けていられる時間が増え、話すのも楽になり、掴まりながら歩けるようになり4泊5日で退院する事ができました。
病名は前庭神経炎。右耳に多分インフルエンザウィルスが旅をし麻痺させたものと思われます。退院はできたものの、まだフラフラで無理するとまたいつ発作を起こすか分からないという恐ろしさ。いや、事故も突然ですが、病気も突然でした。
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