第5話

有給を終えて現在は仕事の真っ最中

バタバタとする社内

「A商品入荷待ちだ そっちは」


「こっちはC商品入荷待ちです」


あちこちから注文殺到でバタバタだ


「えっとあれがあっちで、これがってあれどっちだっけ」 


またお前かと西田部長の声が飛ぶ

頼むから今、仕事を増やさないでくれと言った

電話が鳴り響く社内で一番足手まといな奴

プルルッと鳴る電話を飛鷹が順番に対応していく


なんでこんなに電話が鳴るのか

まだ営業の外回りにすら行ってないのにだ


「部長 3件ほど同じD商品が欲しいと言う事ですが間に合いそうですか」


「何、あの商品は1週間くらいかかるぞ」


電話保留にしていたのを解除して

遅くても構わないか確認する

その確認がとれてそれで良いと言ったのだ

その電話を終えて次の電話へ


「飛鷹さん 凄い対応してない」


そう言ったのは筒井だ

けど助かってると言えた

寺野は仕事増やすだけだしと言ったのだ

数時間後


やっと電話が鳴りやむ

ふぅーとひと休憩

飛鷹お疲れと缶コーヒーを渡された

サンキュ西崎にしざきと言う

何とか嵐を乗り切った感じだ


時刻は昼を過ぎていた

今のうちに昼行けよーと西田部長の声が響き渡る

弁当を持って来てる奴

外食する奴で分かれた


「あれ飛鷹 お前弁当とか珍しいな」


そう言ったのは源野


「あぁ 朝早くに目が覚めてな」


つかお前料理できたんだなと日暮ひぐれが来た

しかも笑いながらだ

失礼だぞお前と言う

何でだよ料理なんて女の仕事じゃんと言ったのだ


お前それ女子社員の前でも同じ事言えるか

絶体ボコられるぞその発言と言った

けっ大丈夫だってと言った日暮

あいつ多分絶体大丈夫じゃないと2人で呟いたのだ

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