【声劇台本】こんな僕らに〇〇は通用しない
危険生物かれん 気まぐれ 男性
第1話 こんな僕らに傘は通用しない 二人向け
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0:「こんな僕らに傘は通用しない」
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新井:「今日も雨か、、、、やまない雨は嫌なんだよな」
新井:「とりあえず、傘はあるしさして帰るか、、、」
新井:「この靴、お気入りなんだよな~」
横田:「よ!新井。今、帰りか?」
新井:「そうだよ横田、、、てか、お前は残業は?」
横田:「私は天才だからな、、、家でも終れらさせることができる」
新井:「結局終わってないだな」
横田:「お前こそ終わったのか?」
新井:「お前のように突然、紙飛行機作らんからな」
横田:「あれは失敗作だ、、、どうせ、捨てられるなら」
横田:「空を飛ぶ夢くらい見させてやろうと思ったまでだ」
新井:「はぁ~。それで、営業成績トップなんだからな」
横田:「息抜きが下手なのだよ。新井は」
横田:「どうだい?休憩がてら世界を救わないかい?」
新井:「俺はあったかいマイホームかえって、冷えたビールが飲みたい気分なんだ」
新井:「世界救いたいなら異世界転生でもしてくれ」
横田:「私に付き合ってくれるのかい?」
新井:「墓場までともにするきはない!」
横田:「なら、駅までは付き合ってもらおう」
新井:「駅までが遠くなるからいやだ」
横田:「なんだ?私とそんなに一緒にいたいのか?」
新井:「お前が素直におとなしくついてくるとは思えない」
横田:「ほめてくれるのか?照れるだろ?」
新井:「お前は一度、頭を診てもらってこい!」
横田:「残念だったな!、、、医師に匙を投げられた」
新井:「医師にメスでも投げられてろ!」
横田:「やめろ!私の顔に傷がつくだろう、、、全米が泣くぞ?」
新井:「なんだ?そんなコメディのわき役にでも選ばれたのか?」
横田:「残念だ、、、私はラブストーリーのヒロインだ」
新井:「寝言は寝てから言え」
横田:「すまないな、、、お姫様抱っこしてくれるのだな」
新井:「傘が持てなくなるだろう」
横田:「君が私の傘になってくれるのだろう?」
新井:「付き合ってられないな」
横田:「良き告白だ、、、、あ、まて!本当においてくなよ!」
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新井:「はぁ~」
横田:「ため息つくと幸せが逃げるぞ?」
新井:「すでに俺の傘の半分が奪われているんだが?」
横田:「傘を忘れたわけじゃない!」
新井:「じゃあ、どうしたんだ?」
横田:「休憩中に空飛びたくなってな」
新井:「台風なんて来てないだろ」
横田:「会社の屋上から飛び降りたらいいだろ?」
新井:「それで、五体満足でいられるのはお前だけだ!」
横田:「私は大事な友を失った」
新井:「ツッコミせんぞ!疲れる」
横田:「あまりにうまく飛べなくてその場でその傘を使い」
横田:「瓦わりに使ってしまった」
新井:「お前は友達を瓦にするのか」
横田:「試してみるか?」
新井:「残念だが俺は日本語しか知らない」
横田:「そうか、、、二人付き合えば国際結婚だな」
新井:「宇宙人と結婚する予定はない」
横田:「グローバルを超えてスペースな付き合いをしたいと、、、結婚式はいつにする」
新井:「一万年先なら考えやる!」
横田:「そうか、、、まっているぞ」
新井:「まて、、、本当に覚えてそうだからやめてくんない?」
横田:「私は気が長いからな」
新井:「俺は短いからな、、、もう傘はいれてやらん!」
横田:「私に濡れろというのか?どこかの薄い本みたいに」
新井:「需要ないだろうな」
横田:「君は見たいのだろう?」
新井:「友を瓦代わりに使うやつを人間とは言わない」
横田:「君は人間嫌いだろう?」
新井:「俺が嫌いなのは横田という隣の人間だけだ」
横田:「はぁ~ここで、ツンデレになるとは、、、無茶しやがって」
新井:「いつデレた?いつデレた!?」
横田:「私の中の君は王子様だ」
新井:「、、、さよなら、魔王」
横田:「おい!新井!」
新井:「なんだ?魔王?」
横田:「すこしは元気になったようだな」
新井:「疲れてビール飲む気にもならなくなってきた」
横田:「そうか、、、なら」
新井:「おい!」
横田:「その傘もいらんだろう」
新井:「なぜ、そんな話になる!てか、傘返せ!靴が濡れるだろ!」
横田:「大丈夫だ。すぐに元気になるさ」
新井:「何をわけわからんことを、、、あ?」
横田:「ほらな?」
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横田:「今日はとびっきりの虹がかかる日だからな」
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横田:「だから、寄り道と濡れてもお釣りがくるくらいだ」
新井:「横田、、、」
横田:「よせよ、、、呼ぶなら名前で呼んでくれ」
新井:「クリーニング代請求するから覚悟しろ!ついでに靴を買え!」
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