イミテーション・ワールド

小泉嵩

アイウォール列島編

#1 首都騒乱

「おーい! カリーナ! 本当にこの道で合ってるー?」

「うーん……」


 カリーナは地図を上下にひっくり返しては何度も自分達が歩いている道を確認していた。


「あぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」


 しかし、最終的には発狂しながらその場にしゃがみ込んでしまった。何日も森の中を歩いているのだから苛立ってしまうのも仕方がない。


「うぅ……! 分からない……!」


 ふて腐れるカリーナを見てマークスは、「おいおい、そんなことで落ち込むなよー」と呆れた口調で話した。


「お前の方向音痴は前から知ってたし、最初からこうなるとは予想してたしな。そんな気落ちすんなよ」

「うっ……! その言葉一つ一つが痛いんだけど……」


 カリーナが愕然としていると、そばで見ていたアラが、「まぁまぁカリーナ、落ち着いて」と彼女を宥めた。


「こんなヤツのことなんか構う必要ないわよ。男なんて口先だけで大事な時は本当に何の役にも立たないんだから!」

「な、なんだと?」


 マークスが睨みつけると、アラはカリーナと肩を組み、「なによ、異論でも?」と反論した。


「マークス。今の今まであなたは何をやってきたのかしらー? 火起こしに必要な木材を取ってきただけじゃない!」

「バカっ! 木を取ってくるだけでも結構大変なんだぞ!」

「だとしても、エイトは気を使って私達のところを手伝ってくれたわよ⁉︎ こっちだって色々大変なのに、あなたも少しは手伝ってくれてもいいじゃない‼︎」


 アラとカリーナは共に、「ねえ〜⁉︎」と声を合わせる。


「くっ……!」


 マークスが苛立ちを露わにしているのを見て、エイトは慌てて止めに入った。


「まぁまぁ、三人とも落ち着いて! こんな時に喧嘩している場合じゃないよ! 僕達は今、同じ目的地に向かって歩いているんだから協力しないと……! ……ね?」


 エイトが必死になって仲介に入ると、カリーナ達三人は黙ってお互いの顔を見合った。


「ハァ……。そうね。エイトの言う通りだわ。ごめんなさい、マークス。私ちょっと言い過ぎた」

「……ごめん。俺もちょっと苛々してて……。それに、カリーナには酷いこと言っちまった。……カリーナ、バカにしてごめんな」

「ううん……。私も苛々してて、つい……。ほんとにごめん」


 三人はお互いに謝罪し合った。すると、カリーナとアラが笑いだす。


「フフッ! 私達って切り替え早いわよね」

「心の切り替えが早いってことだけが私達の取り柄だからねっ」

「何よそれ」


 そう話している横でマークスはもう一度地図を見て現在地を確認した。


「大丈夫。地図を見る限り、この道をまっすぐ行けば必ず着くはずだぜ」

「ホント⁉︎ よーし! それじゃあ行こう!」


 カリーナは元気よく掛け声をあげる。その声に合わせ、四人は再び旅の目的地へと歩みを進めるのだった。

 世は『探求黄金時代』――。

 この物語は、彼らが冒険家として誰も知らない真の歴史を追い求めるまでの旅路を描いた、真実の記録である。





 東海地方イースト・エリア・アイウォール列島にある小さな村・オリーヴ村。

 春にはピンク色の桜が咲き乱れ、夏には緑色の草花が生い茂り、秋にはオレンジ色の紅葉が広がって、冬にはダイヤモンド・ダストが一面に輝く。

 そんな四季折々・様々な色を見せてくれるこのオリーヴ村の外れに、ある二人の家族が暮らしていた。

 ――四月三〇日、今日はエイトの十歳の誕生日である。

 エイトはそわそわとしながら足をバタつかせていた。何故なら今日は冒険家である父・マシューが誕生日を祝うために長い旅路を経て遥々家に帰って来るからである。

 エイトはマシューが帰って来たかどうか、椅子から立ち上がっては扉を開けて外を確認した。まだ帰ってくる気配はない。


「ねぇ、お母さん、お父さん遅いね……。まだ村に着いてないのかなぁ……」

「そうね……。でももう少ししたらきっと帰って来るわよ。さぁ! そろそろご飯を食べる準備をしましょう」


 チサは豪華な料理を準備していた。メニューには、エイトが大好きなエビがたっぷり入った野菜グラタン、村の名産品であるオリーヴから抽出したオイルと近くの山で採れた山椒を使用して作ったチキンソテー、畑で採れたトマトを新鮮な卵でふわとろに仕上げた炒め物、ビーツの根をサワークリームで和えたサラダ、熱々・ホクホクのポテトのスープ――と、手の込んだ料理ばかり。

 どんな食材を使用しても格段に美味しい料理に仕上げることができるチサ。エイトはそんなチサの作る料理が大好きだった。

 出来上がった料理の匂いを嗅ぎながらエイトは外を見やる。気が付けば、既に夕闇が近づいていた。

 エイトは振り返ってキッチンに向かうと、こんがりと焼けたチキンを両手に持ちテーブルに運んだ。芳しい香りが家中に漂う。

 その香りに気を取られていた時、家の外から足音が聞こえてきた。二人は一斉に扉の方へ目を向けると、勢いよく扉が開き、「ただいま! 二人とも!」と元気発剌とした声が聞こえてきた。マシューだった。


「お父さん‼︎ お帰りなさい‼︎」


 エイトは喜びを抑えきれずにマシューの胸に勢いよく抱きついた。


「おぉ、エイト! 元気にしてたかい? 会いたかったよ」


 マシューは勢いに負け床に座りこんでしまうが、その表情はとても嬉しそうだった。


「お帰りなさい、あなた……!」

「チサ!」


 マシューは立ち上がって、涙を流すチサをそっと優しく抱きしめる。


「ただいま、チサ。苦労をかけたね。会いたかった……。……ずっと、会いたくてたまらなかったよ」

「私も、ずっと会いたかった……」


 チサはマシューの温もりを感じるように、そっと強く抱き締め返した。そんな二人を見て、エイトは微笑みながら二人の腕の中へ入った。マシューは喜びを噛み締めるかのように、そっと二人を抱き寄せた。

 すると、そばにあるチキンの存在に気づいたのかマシューは興奮気味に料理を見つめた。


「おー‼︎ うまそうな匂いがすると思ったら、お母さんの特製チキンじゃないか‼︎ それに、エイトの好きなエビのグラタンも‼︎ 今日はご馳走づくしだな‼︎ かー‼︎ 良かったなぁ、エイト‼︎ どれ、一口……」


 マシューが料理に手を伸ばそうとすると、チサは「コラっ」とマシューの頭を優しく叩いた。


「まずは、手を洗って着替えて来てください。お父さん」

「はーい、分かりました。お母さん」


 二人はお互いに顔を見て笑い合った。そんな二人を見て、エイトは自分のことを幸せ者だと感じた。





「エイト、お誕生日おめでとう‼︎」

「ありがとう! お父さん! お母さん!」

「フフフ、それじゃあ、冷めないうちに食べましょ!」


 三人は両手を合わせると、「いただきまーす!」と言ってすかさず料理に手を伸ばした。


「……ハ、ハフ……あつ……いけど、おいひい‼︎」


 エイトはグラタンを口に運んで幸せそうな表情を浮かべた。


「ハハハ! 火傷しないように気をつけるんだよ。よーし、お父さんも食べるぞー! ハァァ……!久しぶりにお母さんの料理が食べれる……! お母さんの作るチキンソテーはお父さんの大好物だからなー。いただきまーす!」


 マシューが口にチキンを運ぶと、「……あ、アツッ……!」と言って口をハフハフとさせていた。


「フフフ! もう、二人とも気をつけて!」

「は、はーい……!」


 三人は笑い合った。

 エイトはこの瞬間が幸せだと感じていた。

 家族の誕生日の日にだけは何があっても帰って来る、考古学者にして無類の冒険家である父。

 いつも笑顔で優しく、時には礼儀作法や読み書き、歴史や計算など沢山のことを教えてくれる母。

 そんな二人のことが、エイトは大好きだった。

 家族全員が揃って食事を囲むこと――。そんなどこにでもある当たり前の事が、この家では年に三回しかない。だからこそ、エイトにとってこの瞬間は何よりも特別だった。

 自分の誕生日を祝ってくれること、父と母と一緒に寝ること、そして冒険譚を聞くこと。エイトはこの時間が永遠に続けば良いと心の中で思っていた。

 そうしていると、何やらチサがゴソゴソとテーブルの下から何かを取り出す。


「さーて、お母さんからエイトにプレゼント!」


 チサは茶色い革箱を手渡した。


「中を開けてみて」

「うん!」


 エイトは箱の蓋を開けて驚く。


「……腕時計だ……‼︎」


 中には茶色の高級革ベルトの腕時計が入っていた。


「どう? ちょっと大人っぽくてエイトに似合いそうなものを選んだの」

「すっごくカッコいい! お母さん、ありがとう!」


 エイトは目をキラキラと輝かせながら時計を腕に着けて喜んだ。


「良かったなぁ、エイト! よし! お父さんからもエイトにプレゼントだ!」


 マシューは淡い緑色の紙で包まれた四角い物を手渡す。エイトはプレゼントの包み紙から中身を取り出した。


「……これ、歴史の本だ……! やったー! ありがとう、お父さん!」


 エイトは本を胸に抱き締めながらはしゃいだ。


「ハハハ! エイトは本当に歴史が大好きなんだな! 良かった! お父さん、エイトの笑った顔が見られて嬉しいよ」


 マシューが笑いながらエイトの頭を撫でる。

 エイトは「えへへ」と幸せそうに笑いながら本を真っ直ぐ見つめた。


「僕、いつかはお父さんみたいな冒険家になって、世界中を旅したいんだ! そして、色んな場所に行ってどんな人達が暮らしているのか自分の目で確かめたいんだ! だから、今のうちから沢山勉強しないと!」


 マシューは「そうかそうか……!」と言いながら柔らかな微笑みを浮かべた。


「お父さん、エイトの夢を応援するよ」


 そう話すと、マシューは「……だけどな」と切り出す。


「確かにお父さんは色んな場所に行って歴史や文化を調べて沢山勉強してる。だけど、決してそれは簡単なことじゃないということは分かるよね? 冒険家、と聞いたら、夢や浪漫に満ち溢れたものだと思うかもしれないけど、その反対には危険なことだってあるんだ」


 チサはマシューの話を静かに聞いていた。エイトも真面目な表情を浮かべる。


「お父さんも今のエイトぐらいだった時は歴史に夢中で、その時に伝説の冒険家であるスティーヴ・アーサーのことを知ってね。自分もスティーヴ・アーサーみたいな立派な冒険家になりたいって思ったんだ。勿論、危険だから冒険家になることだけはやめろと色んな人に言われたけど、それでも冒険家になりたいって思ったんだ。……でも今なら止めようとしていた人達の気持ちが分かる気がするんだよ。最悪、死んでしまう可能性もあるからね。分かるかい? 別にお父さんはエイトの夢を否定しているわけじゃないし、エイトの気持ちはよく分かるんだ。それに、お父さんは自分自身が冒険家だから、エイトの夢を否定する権利はない。むしろ、応援したい気持ちの方が大きいんだ」

「エイト、お父さんとお母さんはあなたのことが心配なだけなの。世界中にはお父さんと同じようにスティーヴ・アーサーみたいな冒険家に憧れて旅立つ人が大勢いる。だけど、冒険家は危険なことを伴うかもしれない。それを理解しておいてほしいのよ。お母さんとお父さんは、あなたがいなくなってしまうことが一番怖いから……」


 二人が話すとエイトは俯いた。


「じゃあ、やめた方がいいかな。僕、お父さんとお母さんが悲しむのは嫌だよ……」

「……エイトは優しいなあ……」


 マシューはエイトの頭を優しく撫でて突然立ち上がり、家の窓を開けて大きく息を吸って叫んだ。


「人生は自分自身で作るんだ‼︎」


 エイトとチサはマシューの突然の行動に驚く。


「ちょっと……! あなたダメよ、夜分にそんな大きい声で叫んじゃ……」

「ゴメンゴメン、つい叫びたくなってね。でも大丈夫だよ。村の外れだから誰もいないし、心配ないさ」


 マシューは、エイトに「いいかい?」と切り出した。


「つまり、『自分の人生は自分自身の力で切り開く』ってことだ。例えば、国の護衛隊になりたいという子がいるとするが、それだって危険を伴う。いつ何があるか分からない。それでも護衛隊は立派な職業だと世間は思っている。反対する親は早々いない。それと同じだ。将来何になるかだって、この先どうなるのかなんて分からないんだ。人生において、何者になるかなんていうのは未知数なんだよ。だから、エイト。お父さんとお母さんは、エイトが冒険家になりたいっていう夢をこれからも応援する。だから、エイト。その『なりたい』っていう自分の思いを捨てずに頑張るんだよ」


 エイトはマシューとチサの思いを聞き、自分の夢に対して改めて決意を持った。


「うん!ありがとう。お父さん、お母さん。僕、絶対に夢を諦めたりしないよ!」


 マシューとチサも優しい笑みを浮かべた。エイトはその時、心の中で何か熱いものを感じていた。





 エイトとマシューは家の外にある風呂場に向かった。

 この風呂場は全てマシューが、一から木を組み立てて作り上げた露天風呂で、夜になれば星が見えるようになっている。それに家の周辺には誰も住んでいないため気兼ねなくゆっくりと入ることができた。


「なんだかお父さんが小さかった頃を思い出すなあ」


 マシューは懐かしそうに話す。


「お父さんが小さかった頃?」


 エイトはマシューの背中にゆっくりとお湯を流してあげた。


「うん。今、話してくれたエイトの夢が、小さかった頃のお父さんの夢と全く一緒なんだよ」


 そう言って、マシューは笑った。


「ねぇねぇ、お父さん! 冒険の話聞かせて!」


 二人は風呂に入って様々な話を交わした。エイトは普段の生活での何気ない出来事や、笑い話などを夢中で話した。

 マシューは自身が経験してきたことを余すことなく話した。風呂から上がってからも、ベッドに横になりエイトとチサにたくさん旅の話を聞かせた。そんな尊敬する父の話をエイトは目を輝かせながら真剣に聞いていた。





 ――そうして、長く短い夜はすぐに過ぎ去り、再びマシューの旅立ちの朝がやってきた。


「……よし、そろそろ行くよ。エイト、チサ、風邪には気をつけてな」

「フフフ、あなたもね」

「……ハハハ! そうだね。それじゃあ、二人とも……」


 マシューはそう言いかけて、エイトとチサを抱きしめた。


「……行ってくるよ」

「……僕、次にお父さんが帰って来る日まで、沢山色んなこと勉強しておくね!」

「……あぁ……!」


 マシューはエイトの頭を撫でて一言、「頑張るんだよ」と言い残し、手を振りながら旅に出かけて行った。エイトは手を振りながらいつまでも父の後ろ姿を見送っていた。父が次の誕生日にも無事に帰ってくることを信じて――。


 ――だが、その思いは届かず、この日を最後にマシューが家に帰って来ることはなかった。





 その頃、アイウォール列島は大不況に陥り、首都・ロスターの宮殿近くでは反乱が相次いで起きていた。


「民を滅ぼすカス野郎! とっとと王座から退け!」


 王宮殿の目の前は王の退位を望む抗議者達で埋め尽くされている。

 『ロスター事変』。この大規模な事件の影響はのちに国内全体、そして全世界へ広がっていくのだった。まるで新たな嵐の再来を呼ぶかのように――。

 そしてこの事件が国に大きな苦難を齎すことになるとは、この時の国民にはまだ知る由もなかった。





 『人生は自分自身で作るもの』と誰かが言った。しかし、世の中の意見は違った。

 男は家族を養うために金を貯め、女は家族を支えるために必要な知識を身に付けろと言った。

 この意見は果たして正解なのだろうか。

 ――いや、違うだろう、絶対に。

 人には夢を追い求める権利がある。人には自由に生きる権利がある。他人に生き方を強要される権利はない。一人一人が皆、希望を持つべきなのだ。


 ――だが、今から五〇〇年前の世界には端から希望など無く、全てが絶望の淵に追い込まれていたのだった。

 その原因には『対フォルトゥナ世界大戦』というのちの歴史上に名を残す最悪の戦争が関係していた。


 世界最大の国民経済を有し、政治・労働・軍事・技術革新において全ての主導権を握っていた『フォルトゥナ王国』は、世界約百カ国以上もの国々と同盟を結び『世界連合』という国際機構を発足していたが、当時の国王イーガン・ウィンストンが過重労働や最強軍事国家の構築、不当な法律の制定など、国民やの国々に数多くの無理難題な要求ばかりをしていたため、それが影響し世界全体の不満は限界に達していたのだった。

 そして、貧困による社会の格差は日に日に拡大していき、やがてフォルトゥナ王国の首都・ヴェーランでは多くの国外反乱者達による大規模なデモやストライキが行われるようになった。制限されていった人々の自由や権利、奪われた平和を取り戻すために彼らは立ち上がり、格差社会の完全なる撤廃を求めるのだった。

 しかし、それでもイーガン王は富や権力、全てを手にしておきながら、世界中のあらゆる食料や財宝を三六五日毎日納めるよう各国に指示したのだった。逆らった者がいた場合には、早急にその国に重罰を与えろとさえ命じた。

 この事に対し、各国の民は無論黙ってはいなかった。様々な国の民が悲痛の叫びを上げる。


「今まであの国には色んな国が沢山助けられてきたが、あいつが王座についてから何もかもがおかしくなった……!」

「あの王は結局自分の国だけ利益を上げて、それ以外の国は奴隷扱いにしてコケにしているだけだろっ!」

「自分達は必死に毎日を生きてるのに、日々汗水流して働いても満足にお金は貰えない! だから、食べ物だって薬だって買えないし、子供達に勉強をさせてあげることだってできない……!」

「あの国は毎日贅沢な暮らしをしているのに、どうして自分達はこんな目に遭わなければいけないんだ!」


 平和と安全の維持のために互いに協力し合い、自然・食・文化・経済、全てが調和し、人々も争うことなく永久の平和を保っていたはずだった世界。だが、そんな理想郷はもうどこにも存在しない。


「このままでは人々が死んでしまう。もう我慢の限界だ。これ以上は、あの国の言いなりになどなっていられない!」


 どの国々の王も、自身の国の現状を懸念していた。こうして、各国の王達はフォルトゥナ王国に立ち向かう覚悟を決めるのだった――。

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