農家の年金
さて、今回も引き続き、お金にまつわる話をしましょう。やっぱ、お金の話が一番食い付きがいいんですよ(ォィ
そんなわけで、ここでは農家の年金についてお話いたしましょう。
年金は皆さんも入っておられると思います。労働者なら厚生年金、それ以外は国民年金でしょうか。
このうち、農家は国民年金に加入することになります。農家は“農園”という会社を経営していることになりますので、労働者っぽく見えていても、あくまで経営者側であるためです。
それでは、老後に受け取る年金の額が心配だ、と思われることでしょう。
しかし、ご安心ください! そんなお悩みの農家にぴったりの年金があります。
それこそ、今回お話する“農業者年金”です。
読んで字のごとく、この年金は農家だけが入ることを許された年金であり、他の方はご遠慮願っている代物です。
通常の労働者であれば、国民年金+厚生年金を受け取れますが、農家は国民年金のみ。これに農業者年金を加えることができるのです。
そして、この農業者年金は他の年金にはない強力な特典があります。
この年金は積み立て方式になっており、毎年支払って積み立てていくのですが、毎年支払っている分がなんと、“全額社会保険料控除対象”になっているということです。
仮に50万支払ったとしますと、その50万円を丸々控除申請を行うことができ、節税に役立てることができます。
また、“運用利回り”による上乗せもあり(年3%くらい)、国からの補助制度を活用すれば支払額も抑えることができ、それでいて終身年金。
月の最低支払額2万円、最高支払額6万7千円、この間で支払額を自由に設定できます。
はっきり言って、農家なら絶対入らないと損な年金です。
やはり、支払った分が全額控除対象になって、税金を抑えれると言うのが大きいです。払った分で控除ができ、受け取り年齢に達したら、所定の額が入ってくる。
これが農業者年金というやつです。
自分の場合だと、国民年金+農業者年金+個人年金の三重掛けをしており、結構な額の年金を受け取れる計算になっています。
まあ、農家は息が長いですから、70くらいまでは続けるつもりですが、それ以降は悠々自適な年金生活が待っています。
というわけで、農家の年金制度は他のに比べて“かなり”優遇されています。
これで老後も安心だね!
農家に対しては、国の厚い保護がこんなところにも効いているんです。これで安心して、農家になることもできますぞ!
では皆様、また次回に~♪
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