第6話 『じっちゃんと坊主の会話:物理編』
「じっちゃん!」
「なんだ、坊主」
「学校の先生が言っていたけど、空間が曲がっているって、どういうこと?_」
「心配すんな。それは科学者が算数で計算したら、そうなったということだ」
「それで?」
「計算でそうなったら、それが正しいこともあると言うらしい」
「それって誰が言ったの?」
「知らん、なんちゃらという科学者だ」
「科学者が算数で計算したら、そのほうが正しいと言うの?」
「知らんが、とにかく、算数で計算すると、じいちゃんと坊主のいる場所も曲がっているらしいぞ」
「そっか、都合がいいな、算数で正しいなら、それが正しいということか。」
「どうやらな」
「じっちゃん!俺も科学者になる!都合よさそうだから」
「よし、そしたら、飯をいっぱい食べてこい!」
「分かった!今日のおかずは秋刀魚だぞ!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます