第3話 『朝の時間』

朝の空気は独特

朝ご飯や化粧や身支度に

朝の時間は浪費される


時に駅やバス停などに向かう気分はブルー


そんな時に小学生の登校時間と重なり

否が応でも小学生から挨拶される、しかも元気よく


朝の時間

いちばん元気に楽しく有意義に使っているのは小学生

恥ずかしい僕は足早に駅へ向かう


小学生の何倍も生きているのに

朝の時間すら有意義に過ごしていない


恥ずかしい僕は足早に

朝から逃げるように駅へ向かう

明日の朝こそは、と思いながら

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る