「あなたの夢で心安らぐ」


それから月日は流れても、この曲はずっと流れていた。







紅葉が降る公園でも、段々と煌びやかになっていく街の中でも。







季節はミスマッチだったけれど、心地いい歌だった。







君と食器を洗っている時も、サークルの作業をしている時でも。







君と私の声で紡がれるこの曲がすごく好きだった。







好きだったのに。

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