僕と彼女の三年間の出来事
サク
第一章
俺は共学校に通う(男子高校生)
この学校は女子が何故かいないため男子校に化していた。一年の夏頃までは
夏休み明け僕の学校に転校生がやってきた。
そう僕のクラスに女子がやってきた。
私の名前は
俺は彼女の名前を何処かで聞いた事がある名前だと思った。
「じゃあ朝陽の隣の席でいいな」
「おーい!朝陽聞いているか?」
俺は彼女の事を考えていた事で先生の声が聞こえなかった。
突然な事だったので声が裏返った。
「はい!」
周りからゲラゲラと笑い声が聞こえた
彼女は俺の隣にやってきた。
よくよく彼女の顔を見たらマドンナ的美人だった。
俺はこの時から彼女の事を好きになったかもしれない。
その後彼女は教科書を貸していた為俺に沢山話しかけてきた。
「趣味は何」とか「好きな人は居るの」とか沢山聞いてきた。
放課後彼女はクラスの男子に呼び出されていたけど多分告白だろうと思った。
俺は忘れ物を思い出した為教室に戻ろうした時にこの告白の様子を見てしまった。
彼女はこのクラスに告白されていたが全員の告白を断っていた。
俺は思った、絶対生徒会の会長が彼女に告白したら成功するのだと。
が、案の定俺の勘は違った。会長にも告白を断ったのだ。「これは驚いた」と声に出してしまった。
バレるとまずいと思い、急いで家に帰った。
翌日 俺は普通通り学校に登校した。
彼女の方から聞いてきた
「昨日教室の隅で告白の盗み聴きしてたよね?」
ヤバイ。バレてると思った!
言い訳を考えている時間も与えてくれなかった。
俺は彼女の圧に負けて白状した。
「………はい。見てしまいました」
「なんでわかったの?」
と聞いた。
「最初の頃から気づいてたよ」
「もうバレバレだよ。最初の物音と君の顔が見えたから。どうせ途中まで見てたんでしょ?」
よかった。最後まで見てる事をバレてなかったことが幸いそれが救いだった。
俺は嘘をついて
「うん。途中まで見て帰ったよ」と彼女に言った。
そしたら彼女はホッとした感じだった。
その後授業が始まり今日も俺は教科書を貸した。
お昼休みに俺の友達に相談した。
「なんだよ。珍しいじゃねぇか。俺に相談なんて」
そうこいつが唯一の友達
小学校からいる友達だ。
こいつの名前は、
(悪い、実は俺凛香の事好きになってどうすれば良いと思うか?」
「はぁ、お前まだあの子に告白してなかったのかよ。お前以外告白して全校生徒しても断られたけど」
「まぁ、お前が好きなら帰り誘ってみたりデートに誘ってみたらどうだ?」
「おう。その手があったか」
今度誘ってみるよ。ありがとう春翔」
その後勇気が出ずに冬のクリスマスシーズンになってしまった。
俺はやばいと思い焦って誘ってみた。
俺は勇気を出して「一緒に帰ろう」と言ってみたら、彼女はすんなり受けてくれた。
意外とすんなりいけた事に自分に驚いた。
やっぱり高校生の定番カラオケに寄り道してみた。
彼女は予想以上に楽しそうだったし歌が上手かった。
俺も楽しかったし彼女が歌ってる姿を見て可愛いかった。余計に惚れた。
その後彼女を家まで送り俺の3軒先に住んでいる事に驚いた
まさに小学校以来の家の近さだった。
明日も彼女と一緒に登校する約束をした。
家に帰ると俺は一人暮らしなので料理を作って寝た。
俺はドキドキしながら朝登校した。
しかし学校は俺と彼女が付き合ってる噂がたっていた。
俺は思った、春翔との仕業と
「あいつめー」
俺は春翔に問い詰めた。
「なんで俺らが付き合っている、噂になってるだよ」
「ごめんごめん、俺はもうてっきりもう付き合っていると思って」
「じゃあこの噂どうやって消せるんだよ?」
「んーあっ、新聞部の奴らに噂を消してくれた頼んだら確実に消してくれると思う」
「そうか。じゃあ行ってくる。じゃあ凛香一緒に行こう」
「うん」
春翔が何か言いかけてたが、俺は新聞部の部屋に行ってしまった。
「あーあ、行ってしまった。この噂消せるのは新聞部の部長しかいないのに」
俺は廊下を走って新聞部まで急いで行った
俺は新聞部にお願いを言った
「お願いだ。俺と彼女が付き合っている噂を消してくれ」と
「ごめんなさい。噂は部長しか噂は消せないの」
「えっ、じゃあその部長は?」
「うーん。今日は休みなの。だから明日来てみて。明日居れば明後日消えるから」
「ありがとう。一応聞くけど部長の名前は?」
「
「ありがとう。また明日来るよ」
俺たちは部室を出ていき俺たちのクラスに戻った。
戻った途端春翔がこちらにニヤニヤしながらきた
「なんでニヤニヤしてるんだよ」
「いやーそれより会えたか、綾音さんに?」
「えっなんで俺たちが綾音さんに会えなかったから事知ってるんだよ?」
「えっ、それは俺も新聞部の一員なんだよね」
「はっ?なんで教えてくれなかったんだよ」
「だってお前らが最後まで聞かずに出ていてしまったんだろ」
「あっ確かに。俺も悪かった。」
すると凛香からも怒られた
「ほんと、何も先走っちゃんだから昔から」
「えっ昔から?」
「えっやっぱり何もない」
俺は衝撃な一言を聞いて驚いた
「昔から」って俺は凛香の事を初対面じゃないことかよと
俺は深く考えなかった。
翌朝俺は凛香の事待たずに急いで学校に、行って新聞部の部室に来た。
扉をガラガラと開けたらその人が居た
「新聞部の
「いかにも。私が綾音だ」
「そもそもここが新聞部だからな」
「あっ申し遅れました俺は一年の朝陽です。
早速お願いなんですけど」
「ん、なんだ」
「俺と凛香と付き合ってる噂があるんですけど、その噂を消して欲しくて来ました」
「わかった。その件確認した。あしたまでは消しとく」
「ありがとうございます。絶対に期待してます。」
その教室を出て自分のクラスに戻った
俺の机の隣に居る凛香が、怒った感じだった。
俺は身の危険を感じた
「なんでさ、今日の朝一緒に登校する約束だったでしょ。」
「無理なら。前日に言うか連絡してよね」
「ごめんごめん。今度は前日に言うから。また何か会った時の為に連絡先交換しようよ。」
「うん。良いよ」
「あれ?俺凛香の連絡先入れてたっけ。なんか知らないうちに入ってるんだけど」
「俺たちどこかであった?」
「まぁどこかで会ったんじゃないの。」
と凛香は微笑みながら言った
俺は彼女と会った記憶が全くないのだ。
やはり不審に思ってしまう。
「それよりちゃんと事前に報告してよね朝陽」
「お、、、おう」
なにか不思議だった
「話変わるけどどうだったの?綾音先輩はいたの」
「朝一に学校に行ったんだから新聞部に行ったんでしょ。どうだったの。綾音先輩は居た?」
「おう。居たぜ。ちゃんと明日に噂を消してくれるようにお願いして来た」
「ありがとうね。朝陽」
なにか俺の心にキュンとなった
多分なまえを呼ばれたか、ありがとうって言われたからどっちかで心にドキッとなった
この気持ちを一言で言うとキュンとした
学校が終わり俺はいつも通り彼女と一緒に帰った
俺はふと思い出した
『それよりちゃんと事前に報告してよね』
俺はまた怒られるのは嫌なので凛香に言った
「ありがとうちゃんと報告してくれて。
「でも私も明日朝陽と一緒に行く」
「本当。でも明日朝早いけど大丈夫か?」
「うん。大丈夫だよ。余裕のよっちゃんだよ」
「お、おう。それなら良いけど。」
俺は大人しく家に帰り料理を作って食べて明日に備えて就寝した
翌日俺の携帯が鳴っていた
俺はなんだよって思いながら電話に出た。そしたら凛香からだった
「ごめんね。今日は用事があるから遅れる。先に学校向かっといて」
俺は用事はなんだろうなと思いながら学校に向かった学校の校庭に着くと噂がなくなっていなかった俺はこう言った
「なんで噂が消されてないんだよ」
凛香が学校に着いたら言っておかないとなと俺は思った
俺は早急に新聞部の部室に向かった
重い扉を開けて見渡すと綾音先輩が一人頭を抱えながら考えていた
「綾音先輩」
「やっぱり来ていたか」
「なんで噂が消えて無いんですか?」
「あぁ、俺が噂を消したはずなのに今日来てみたらこの様だ。」
「外まで流れているから俺の手に負えないだよね」
「だから自然に消えるのを待つしか無い。」
「自然に消えるのはどれくらい掛かりますか」
「うーん。早くて2週間、遅くても一ヶ月は掛かる事を想定した方が良い。」
「でも最悪お前らが付き合っちゃえば真実になるから隠す必要はなくなる。
最悪の場合はな」
「そしてもうここには来ないでくれ。
俺たちが会っていると噂を外に出した人たちだと疑われるから、噂を消えるまで来ないでくれ。
まぁ最低限の連絡をしておきたいから連絡先を交換しておく。まぁ何かあった時に連絡してくれ」
「じゃあまたな」
俺は先輩に礼をして教室を出た
自分のクラスに行く途中俺は凛香に電話をした。
でも凛香は出なかった。
『ごめんね。今日は用事があるから遅れる。先に学校向かっといて』
俺は朝言われた事を思い出した。
「そうだ凛香は今日用事でいないんだ」
俺は誰にも話せない事を寂しくクラスに戻った。
朝のチャイムが鳴り授業が始まった。
噂を気にして全く集中できなかった。
お昼寝休憩が終わり午後の授業のチャイムと一緒に凛香が入って来た。
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