隣の席の美少女が多分俺のことを好きな件

ぽよぽよ

プロローグ

初めて投稿します。拙い部分もあると思いますが温かい目で見守っていただけると幸いです。


追記:エピソードタイトルを書き換えました。


◇◆◇◆◇



ここは、私立白乃宮しらのみや学園。


俺のクラスは1-Cだ。


このクラスには学校の美少女と言われている細川ほそかわかなえという女子がいる。


細川さんは可愛いだけでなく、頭も良いというハイスペックなことから女神様と呼ばれていることも…………ないな!


細川さんのことを“女神様”と呼んでるのは、一部の熱狂的な信者バカたちだけだ。


まあ、それは置いといて、俺の悩みを聞いてくれ。


最近悩みが重なりすぎて、ストレスで禿げそうなんだ。


……マジで。


俺の悩みはな、最近よく物がなくなるんだ。


筆箱に直したはずのシャーペンが消えてたり、カバンに入れていた手袋が消えてたりと。


それだけでなく、怖いところは、お金が置いてあるところだ。


シャーペンの代わりに1000円札が入ってたり、手袋の代わりに5000円札が置いてあったりする。いや、どっちも買った値段以上の額が置かれてるから少し困るのだが、大切に使わしてもらってます。謝謝かんしゃかんしゃ


って、そうじゃなくて!ここまではまだいいのだが(よくない)……


これは三日前のこと——


俺は昼休みにご飯を食べる前に手を洗うためにトイレに行った。


教室に帰ってくると1万円札☆YUKICHI☆が置いてあったのだ!


またか、と思いつつ、何がなくなったかを探してると


体操服……


体操服がなかったのだ……


その日の体育の時間は3時間目。


まだ汗の匂いがこびりついてて臭い。


だいぶ恥ずかしい。


そして


ちょっと怖いきもい


確かにお金が置かれているので損どころか、値段的には得をしているのだが、ここ最近は毎日、学校の購買部に行く羽目になっているのだ。


そのせいで、購買部のお兄さんと仲良くもなった。


さらに、悩みが増えたのが二日前、俺が取られたシャーペンと同じものを隣の席の細川さんが使っていたことだ。


まさか……まさか、な。


まあ、学校一の美少女が俺のシャーペンを盗むわけ……ないよな。



◇◆◇◆◇


ここまで読んでくださりありがとうございます。

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