摂食障害と私
みどり
第1話
私は25年前、四国の田舎で産まれた。
3歳上の姉がおり、家族も仲良く、金持ちでも貧乏でもない、普通の家庭で、すくすくと育った。
小学生に上がって友達も多くて、みんなの人気者という程では無いが、それなりに楽しくのびのびと過ごしていた。
最初に自分が「他の子より太っている」と思ったのは、小学3年生のころ。
1番仲の良かった友達が、体質なのか、ものすごく細く、隣に並んだ時に「私太ってる!」と気づいた。
とはいえ、今当時の写真を見返すと、「すこしぽっちゃり」くらいで、決して太り過ぎだというほどではなかったが…。
もともと家族全員、結構ぽっちゃりしていた。
みなよく食べる。
ご飯はおかわりするし、こってりしたおかずが多かったし、夜食にハンバーガーを食べていた。
私は食べることが大好きだったため、小学生の間は、少々コンプレックスに感じることはあっても、ダイエットをするなんて概念はなかった。
というわけで、体型は変わらないまま小学校を卒業した。
摂食障害と私 みどり @427815n
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。摂食障害と私の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
かつけーのダイエット日記/かつたけい
★119 エッセイ・ノンフィクション 連載中 74話
マンツーマンジムに行って10キロ太った話/すず
★0 エッセイ・ノンフィクション 完結済 4話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます