漆喰の下地。内腑と三指と、陰核で

ひとつ とめる

もともとうきあがる肋骨がきれいだ

そうか

法螺の温床、しろの調教

嘆き悲しみが馴染んでいる


うすやみから逃げ出せずにいたのはわたし

これより/

エロティシズムと体現する

照り返す白い光もまた、わたしのまばゆさ

もとより/

わたしの影はなかったが


この世界は色濃く縁取られた

風が囁いて目を覚ました花

鋳型の口絵を開くことあれば



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