殺虫剤を捨てにゆく

邪悪シールⅡ改

夢ではない

父は殺虫剤のみ遺した。

早速、ゴミ処理場へ持ち込む。

道中の林で目につく羽虫の群れ。

私は残忍な噴射などせずただ歩む。

無為な呪いはもう終わり。

私が今いる場所は現実だ。


だが、心で夢を愛しく思う。

それでもいい?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

殺虫剤を捨てにゆく 邪悪シールⅡ改 @33jgyujgyugyabb

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る