小説じゃない

小説じゃない

　おすべりなされよ。

　さすがの言葉であります。

　さぁ、走り出さねばなりません。

　実証可能な実験が炎になるのです。

　敗走するには自分を考えねばなりません。

　作成基準から始まる叫び声を死にゆく者に捧げるべきです。

　お茶と一緒に楽しみましょう。

　さあ。

　祀られてこそ、本当の自分を知ることができるのせす。

　アセチレンに身を委ねるべきです。

　健全からほど遠い言葉によって作り出されるキーボード。

　落ち込むなよ、絶対に落ち込むなよ。大丈夫だからな、落ち込んだら終わりだぞ。落ち込んでから始まる物語だぞ。落ち込み、落ち込み申す。じゃないんだよバカ野郎。落ち込んだらダメなんだって、だって落ち込みなんだから。

　音量で遊んで頂いてよろしいですか。

　敗走するのに丁度いい時間を探ってまいりますのでしばらくお待ちください。

　口蹄疫が恐ろしいものであると何度も口に出して春が来ました。

　多くの苦労が報われることなく消えていきました。

　禿のくせに偉そうにするな、と口にしました。

　インターネットの赤に、身を任せてこそではありませんか。

　猩々。

　狐。

　狸。

　ヒステリーの中に鏡を隠して頂きますよう、お願いいたします。

　敗走から始まる物語には、いつだって、勝利がつきものです。

　勝ち負けを凌駕して、圧倒してしまえばいいのです。

　もう、しています。

　炎の中で踊って、生命に捧げる時間のすべてです。

　ほら、踊るべきではありませんか。

　敗走とはなんですか。

　敗走とは、苦いものです。

　一年では足りない。

　踊っているだけでは終わらない。

　命を供物に。

　雲津を供物に。

　配膳を壊して下さい。

　このまま、動物の命を食い散らかしてこそ、格好の餌食になるハイスピードマックスアンドドラマチックではありませんか。

　炎の中の光線銃で、ハッスル祭りで御座います。

　壊れゆく情勢に力なく打ち込む、未曽有の大災害バズーカであります。

　言葉ではなく、歯車によって発生する雑音が私たちを形作っております。

　もたつくような音が最高に素晴らしいということを、何度も口にさせて頂いております。

　その辞書には何が書かれているのですか。

　踊り狂うと書かれていないのですか。

　明けないのですか。

　開けないのですか。

　空が見えません。

　悲壮感の中で躍らせて下さい。

　悲劇の中にいるのです。

　炎の中では見えない何かを、炎の中で見つけようとしているのです。

　荘園。

　ルートルヴェニア。

　ロローロトゥローロロロ。

　エンヴァラスメントハイーヴィーガー。

　スキンシップを多めに取りたい人のために炎と笛の音を響かせております。

　ここにあるのは腐った梨です。

　熟したリンゴは台所の床下で奴隷に食べさせています。

　紅茶を使って、炎を消化することができるはずです。

　ティーパーティーの用意をお願いします。

　街の人々を助けるために。

　火災から逃げまどう人々を救うために。

　紅茶をお願いします。

　水ではありません。

　紅茶を大量にお願いします。

　一生に一度のランダム紅茶をお願いします。

　発生条件を満たした、フラグメント紅茶をお願いいたします。

　大炎上紅茶祭りを七つほどお願いいたします。

　死にゆく者のために、紅茶を飲み干す姿をモチーフに踊りを考えましょう。