UFO

ユナちゃんといっしょに先生に

「さようなら~」

って、あいさつした。

先生も

「はい!さようなら~!またあしたね~」

って言ってくれた。


幼稚園を出てから、公園にユナちゃんといっしょに行った。

ユナちゃんのUFOは、ビュンッて、目の前にあらわれた。

「うわっ!急にあらわれたっ!」

ってびっくりしていたら、ユナちゃんは笑ってた。


ユナちゃんはドアをウィーンって自動で開けて

「どうぞ~」

って言った。

ユナちゃんといっしょに手をつないで、ユナちゃんのUFOに乗り込んでみた。


「うわっ!中めっちゃ可愛い」


外から見たら、ただ輝いている金属っぽい物体のようではあった。ちっちゃくて可愛いUFOには思えたけども。


実際に中に入ってみたら、めっちゃ可愛い。

ピンクや黄色や、そのほかいろんな色で、壁や床やテーブルやイスなど、めっちゃカラフル。


ピンク色のフカフカしたソファもあったから

、ユナちゃんに

「ソファに座っていい?」

って聞いてみた。

「いいよ~どうぞどうぞ~」

って言われたから、ソファに向かって、ドバーッてダイブした。

めっちゃフカフカしていて気持ち良き。

ソファの上でゴロンゴロンしていた。


ユナちゃんは、そんなわたしのことを見て可愛く笑ってる。


「なんか飲む~?」

ってユナちゃんに聞かれて

「えっとね~...じゃあミックスジュース~!」

って答えた。


「はいっ!」

ってユナちゃん、ミックスジュースを持ってきてくれた。

フカフカのソファの上で

「ありがとう~!いただきます~」

って言ってミックスジュースを飲んだ。


「うわっ!めっちゃ美味しい~」

「ほんと?」

「うんっ!なんか、めっちゃいろんなフルーツをミックスしてあるみたいで、めっちゃ美味しい~」

「うちの地元はフルーツ王国だから、いろんなフルーツとれるし、めっちゃ美味しいんだよ~」

「えーっ!いいなー!フルーツ王国!」

「えへへ、いいでしょ~」

ってユナちゃんは嬉しそうに、めっちゃ笑ってる。


「あっ!」

「なに?」

「ユナちゃんの地元ってどこなの~?」

「えっとね~、ちょっと離れた星の~、海の近くだよ~」

「あっ、そうかー!ほかの星だったんだよねっ」

「そうだよー」

「ほかの星から来れるなんて、すごいねー」

「えへへー」

「海に近いの~?」

「うんっ!海に浮かんでいる島だよー」

「へぇ~、島なのかあ」

「そうだよー!ちっちゃな可愛い島...」


「なにしに来たの~?」

「えっ?べつに...ただ来てみただけだよ」

「そっかあ!」

「あしたからも幼稚園よろしくね」

「うんっ!よろしくね」


家の前にUFOとまった。

「バイバイ~!」

「また、あしたね~!」

って言ってユナちゃんのUFOから降りて、家に帰った。

ピューッて、ちっちゃな可愛いUFOは飛んで行った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る