第6話 トマトレッド

(引用文なし)


完熟のトマトを使ったオムライスは彼女の得意料理


今日も鼻歌混じりでキッチンに立つ彼女は

とても愛おしい


「できたよ〜特製トマトレッド輝くオムライス〜!」


僕は君の作る料理なら全て好きだが、

特にこのオムライスは一番好きだ


なぜなら君がオムライスを作る時は

決まってデートの前日


デートを楽しみにしてくれているということも嬉しいし、

何より君の笑顔を僕が一番見られるということが

最高に幸せだ


「食べないの〜?」


おっと、つい愛おしすぎて見つめすぎてしまった


「君と一緒に食べたいんだ。だから待ってるよ。」


「本当、私のこと好きすぎじゃない?笑」


「好きじゃない。愛してるんだよ。」




C:0 M:80 Y:65 K:0

#ea5548


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