3ターン目 谷口(市民)

「聞いて欲しいことがある!」

僕は皆に聞こえるように、声を上げた。



「今、吉川さんと僕は【市民】で、小川さんが【奴隷】だ!」



胸ポケットに隠していたレコーダーを再生させる。


先程までの僕と小川さんの会話が大音量で流れた。

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