第2話 ファイター

 戦士たちの活躍によって再び平和が取り戻されていった。優秀な戦士には“スター”と呼ばれる勲章が贈られた。スターを持つ戦士の一人、セブンはガイアを離れ、遠い星に来ていた。その星には、電撃を操る怪獣が棲んでいた。セブンはその怪獣を見つけると、得意の打撃で倒しにかかった。怪獣は猛攻を受け、湖の中に倒れた。セブンが攻撃の姿勢を解いたとき、怪獣の尻尾が襲い掛かった。尻尾から電撃を浴びせられ、セブンは徐々に体力を奪われていった。反撃をしようとするが、体力が奪われたことと身体が麻痺したことで思うように動けなかった。

(このままでは…やられてしまう…)

その時、もう一体の怪獣が現れた。その怪獣が頭の頑丈そうな角を向けて駆けてきた。セブンは絶体絶命の危機に陥り、死を覚悟した。その直後、身体の自由が戻った。セブンは電撃の怪獣にもう一体の怪獣が攻撃する姿を見た。電撃を操る怪獣が尻尾を伸ばすのを見たセブンは、額に手を当て光線を放った。尻尾が焼き切れた痛みで悶える中に止めの角が突き刺さり、電撃を操る怪獣が倒れた。セブンは角を持つ怪獣を仲間にしたいと思った。セブンはその意思を示すため、怪獣の傷を光線で癒した。怪獣は喜び、セブンに熱い眼差しを向けた。セブンは頷き、小型化するカプセルに怪獣を入れた。それから、セブンは他にも二体の怪獣を仲間にし、彼らと共に戦い、さらに活躍していった。

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