第25話 闇を裂く雷光

この街である対魔忍がイルミナリティの博士の変身態と戦っていたそして彼女の名は雷道雪風、雷神の対魔忍である、黒色のボブヘアに赤紫色の瞳、肌は褐色でそして全身をライトグレーのレオタード風の金色と銀色のスーツで身を包みそして彼女の両手には専用ギアである雷神の両手(ライトニングフィンガー)を装着していた、彼女は雷遁の術の使い手でありかなり強い、彼女の両手から雷光が放たれ、そしてその雷光が夜の闇を裂く、まさに闇を裂く雷光だ、だがそんな彼女も苦戦を余儀なくされていた、イルミナリティの博士の変身態は魔物をその身に取り込んでいたからだ、そして雪風は「くっ!これじゃあ埒があかない!」と右手に雷剣を作り出し剣戟を次々と浴びせる、そしてそこに黎明の錬金術師である来世六花が駆けつけ彼女の窮地を救う、六花は雪風に「大丈夫そうかな、あんたは」と言うと雪風は「正直言うと五分五分だね、黎明の錬金術師さん」と返した、六花は黎明の錬金術師の杖で赤紫色の光の円を描き黎明の錬金術師の書の力を使い変身する両肩に紫色のローブ、赤色と赤紫色の衣装に身を包み、そして背後に黎明の錬金術師の紋章が光とともに浮かび上がる、イルミナリティの博士は「いい実験素材だ」と言い六花に襲いかかるが六花は動くどころか片手でイルミナリティの博士の変身態のパンチを受け止めさらに青紫色の衝撃波をそこから錬成して火花とともに叩き込んだ、そしてそのあまりの威力でイルミナリティの博士の変身態の身体から青白い火花が飛び散る雪風はそしてそこから分析してどうやら黎明の錬金術師の書の力は実力を発揮しきる前に相手の方がバックれてくらしいとそしてその力を実感していた、次に攻撃してきたイルミナリティの博士に六花は地面から無数の光の矢を錬成して撃ち込み激しい火花が飛び散った、そしてついには動くどころか一歩も動かずして次々と錬金術をイルミナリティの博士に六花は次々と叩き込んでいく、そして雪風の雷剣の剣戟と相まって次々とイルミナリティの博士の形勢は逆転されていく、雪風に水色の光弾を放つが身体を雷のバリアで覆われて爆発したとしてもダメージはない、そしてその隙に六花は黎明の錬金術師の杖に赤紫色の光を纏わせ振り払うと激しい火花とともにイルミナリティの博士を壁に叩きつけた、そしてこれは当然のことだが錬金術師もそして対魔忍も守りし者であり変身デバイスで変身した変身態とでは圧倒的なまでに戦闘経験の差が大きく存在していた、そして雪風が最初に苦戦を余儀なくされたのは自身の能力のリミッター解除すると街全体を停電させかねないからだ、黎明の錬金術師の書にはかつて黎明期と呼ばれた時代の錬金術師達の錬金術や力が内包されている、そして強いて言えばイルミナリティの博士は今、六花と何百、何万人ぐらいの錬金術師達を相手にしていると言ってもいい、そしてさらに対魔忍である雪風の雷遁の術は破壊力ではトップクラスでありそしてさらに能力面では魔戒騎士、あの金色騎士である王道来牙に匹敵するほどだ、そして2人のまっすぐなその怒りを感じる程の互いの連携攻撃はうまくイルミナリティの博士は変身態は次第に恐怖を感じ始める、そして焦りのあまりに飛びかかり襲いかかった次の瞬間、一筋の閃光と雷光がイルミナリティの博士の変身態を撃ち抜きイルミナリティの博士の変身は解除された、雪風は六花に「こいつどうする?霊斗か真名美のもとに連れていく?」と問いかけた、すると六花は雪風に「こいつは魔戒騎士のもとに連れて行く色々と気になることあるからね」とそして学園クローバーの生徒会長会議室にいた心願時真名美と霊山寺霊斗はあるデータを見ながら真名美は霊斗に「漆黒の銀翼、鴉黒斗ですか、こちらの学園に編入するらしいですね」と言ったすると霊斗は「こっちの学園にも来るぞ、伊邪那美霊羽と遠野神威、そして伊奘諾雷羽の3人だ」と言った、そしてこの推薦は魔戒騎士、金色騎士である王道来牙のたっての推薦だった、そして真名美は霊斗に「これからが楽しみですね」と言うと霊斗は「ああ、あの来牙の推薦だ、これなら学園の生徒たちの戦闘経験不足を補えるかもな」と言った、時同じくしてその頃、私、雷神の対魔忍である雷道雪風は妖怪であり雪女である白山里 雪羽のもとを訪れていた、そしてその理由は他でもない黒歴史の遺産である月の書の力の解明だ、今後、彼女がイルミナリティに狙われるリスクも当然のことながら考えた上で私はこの行動に打って出た、私は雪羽に「どう?黒歴史の遺産の月の書の力はうまく使えてる?」と質問した、すると雪羽は「なんとなく私にわかることは事象つまりは物事の書き換えができるってだけね、氷河の持つ創世と創造の力の感覚とはどこか違うみたいな感じ」と言った、そして私の持っていた確信はあたっていた事象を書き換える力それはまるで周期的に変わる月の満ち欠けのようだ、私は雪羽に「わかったわ、私も対魔忍として出来るだけあなたをサポートする」と私は雪羽とともに行動することを決めたのだった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る