第23話 何故 戦うのかそれは剣に聞け

私、雪女である雪羽がある魔戒騎士の男と出会うことになる、そしてその出会いをきっかけに自らに譲り受けた黒歴史の遺産である月の書の力をどう使うべきかを決めることになる出来事になった、そしてその魔戒騎士はかなり妖怪側でも有名な最高位の魔戒騎士、金色騎士であった、柚希が私にそのことを提案したのはその魔戒騎士に出会ったっからだ、柚希は私に「私と祭羽に閃光鬼神撃を教えた魔戒騎士もこの街に来てる、一度会ってみたら?」とそしてどうやら彼は魔戒騎士として旅をしながら魔物や下級妖怪を狩っているらしい、そして私は王道来牙と初対面を果たすことになる、来牙は私に「君は雪女だろ?俺と同じ最高位の白銀の魔女の称号をもつ、そんな君が魔戒騎士の俺に相談とはな」と私は譲り受けた黒歴史の遺産である月の書の力のことを来牙に話した、すると座りながら来牙は私に「俺もこの金色の鎧は譲り受けた力だ、その黒歴史の遺産である月の書の力も正しく使えば金色騎士に匹敵する力を発揮できると俺は信じてる」とそしてそのタイミングで人工魔物のレインデビルの群れが私と来牙に襲いかかってきた来牙は金色の剣を抜き火花とともにレインデビルを斬り裂き爆発させる、そして私も氷の日本刀を生みだし青色の光と凄まじい冷気とともに火花とともに斬り裂いた、そして背中合わせに来牙と私はなり来牙は金色の光の斬撃で十字と頭上に円を描き金色騎士の鎧をその身に纏った、全身は金色、左右非対称に水色と緑色の紋章、両肩には水色と緑色の狼の精霊の鎧が装着された、そしてその雄々しくも猛々しい姿に私も負けじと氷の日本刀で青色の光の斬撃とともにそしてそのまま黒歴史の遺産である月の書の力と雪女の鎧をその身に纏い変身した、そしてさらに火花ともに氷の日本刀の冷気の斬撃をうけたレインデビルは凍りつき砕け散った、来牙は私に「俺が何故、何故 戦うのかそれは剣に聞け」と言った、その言葉の意味を雪女である私、雪羽すぐさま理解した、彼の放つ金色の光の斬撃には一切の迷いも躊躇いもない、そして何よりも洗練されていた、そして柚希と祭羽の放てる最大の必殺技である閃光鬼神撃は最低でも習得には二年半はかかるが来牙は一カ月足らずで閃光鬼神撃を身につけ習得しているからだ、雪女でも最高位の白銀の魔女の称号をもつことでさえ難しいが魔戒騎士はさらに過酷な試練をあたえられるからだ、そしてその過酷な試練を来牙は乗り越え金色騎士の称号を手にしたのだとそう考えているとあまりのレインデビル群れの多さに私は黒歴史の遺産である月の書の力を使い事象を書き換え氷の日本刀の斬撃とともに来牙を上空に転移させた、そしてそのまま上空で来牙は必殺技である閃光鬼神撃の構えをとった、夜空が金色に輝くそして闇を照らすかのように荘厳な月が満ちる、そして私の纏う月の書と雪女の鎧もまるで共鳴するかのように蒼く白く輝いた、そして今なら放てる私のもつ月の書の力と雪女の力を混ぜた必殺技、月下氷結撃をそう考えた後に私も必殺技である月下氷結撃の構えをとった、そして息とタイミングをあわせて閃光鬼神撃と月下氷結撃をレインデビルの群れに来牙と私は放った、金色の光と青色の光にあたりが包まれそしてレインデビルの群れは凍てつき爆発した、剣を持って戦わないとわからないこともある、それは妖怪だろうと魔戒騎士だろうとそれは決してかわらない、そしてこの経験が後に氷河を助けることなる、そして来牙の身に纏う金色騎士の鎧は金狼鋼でできておりそして月満る夜に最大限の力を発揮できるからだ、月が満ちるというその点においては氷河も同じことが言えるからだ、氷河の場合は月が満ちると霊力は最大限になり光線やキックの必殺技のその威力が最大限になることだ、だが同時に弱点として月が見えなければそのキックや光線の必殺技の威力が低下するという弱点もある、そしてそれを補うには私のもつ黒歴史の遺産である月の書の力をうまく使う必要があるのだ、来牙は私に「さすがは祭羽と勇者の一族である柚希が見込んだだけのことはある、素質は氷河と同じくらいの逸材だ」と私をほめた、そう退魔士である祭羽も勇者の一族である柚希も氷河も皆、彼、金色騎士、王道来牙が見込んだ数少ない逸材だからだ、そしてそれは当然、私も来牙は「黎明の錬金術師、彼女は今、イルミナティという組織を追っているもちろん俺たち魔戒騎士もだ、君達はいずれその組織と出会うだろう、だが心配はなさそうだな」と言った、祭羽も柚希も閃光鬼神撃を習得している、閃光鬼神撃は相手の因果を断つ技だ、そしてそれが必ず切り札になるのだろう、そして私は来牙に「ありがとう私の迷いも躊躇いも断ち切ってくれてもう迷わない」とそう今の私には迷いも躊躇いもない己が断ち切るものは怯えまどう昨日だからだ、これからは氷河も祭羽も柚希も守り戦うことを誓いとして私は胸に刻みこんだ。



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