ほのぼの しょうがっこう(^^)
深町珠
1 ねん 1くみ
第1話 4 がつ 1 ひ
にゅうがく
ぼくは、おとうさんのかってで(^^)
あおもりから、ひっこしてきました。
さむい、あおもりもきらいでしたけど
おおおかやまも、ごみごみしていてきらいです。
うまれた、とうきょうに
もどりたかったのに・・・・。
でも、こどものつごうは、きいてくれません。
こうじょうの、けむりがいっぱい。
うるさい、くるまが。いっぱい。
ほこりっぽい、いなかでした。
うみ、と、やまがあって
たんぼがあって。
でも、せんろがあるので
そこは、すきです。
えきのそば、は
じょうききかんしゃが、まだ、あって。
貨車の、いれかえをしています。
C11、かたでした。
それをみていると、あきません。
1966ねん、4がつ・・・・。
あおもりに、かえりたいとは、あんまりおもいませんでした。
このときは。
しょうがっこうは・・・・・住んでいる、あぱーとの
国道のむこうは、4小、なので
かわの向こうの、そのがっこうのほうが ちかいのです。
でも・・・しやくしょの、いじわるそうなおばさんは「ガックがこっち」だと
へんなことをいいました。
ガック? ドリフの、こんとで こける ときかなぁと
ぼくは、おもいました。
このおばさんが、ぼくを「かわいい」といってくれましたが
あまり、うれしくはありませんでした。
だって、ちかくのがっこうにいきたいのに
4キロはなれた、おおおかやましょうがっこうへ
あるいていかなくてはならない、というのです。
ちちは「バスか自転車ではどうですか」といいましたが
しやくしょのおばさんは、いじわるく「きまりですから」と
やせてて、かおがほそくて、ぱーまがもしゃもしゃの・・・あかい、べっこうめがねの
金歯のおばさんでした。
てれびでみた「みすたーえど」の、おうまさんみたいに
金歯がでっぱっていました。
ちちは、えんじにあ、です。
猿人ではないのです。
なぜか、猿人、というと、おこるのです。
どうしてなのでしょう。わかりません。
僕も、ふとっていたので ぶた、とか
いわれたこともありますが
ぼくは、にんげんです。ぶたではないので
ぼくを、ぶた、と言うひとは
あたまがわるいのだ、とおもって
なんともおもいません。
理科は0てんかなあ。
(^^)。
1966 ねん 4がつ 1ひ たま
おしまい。
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