愛よ安らかに

論理的に説得するより蹴る方が楽だもの

子育てでも指導でも

そうして次世代もそういう風に学んでいく

論理的に説得するより蹴る方が楽と


愛があれば大丈夫

愛があれば殴り飛ばしても大丈夫


自分に育てる能力がないのを棚に上げて

他人に育てられる能力がないのだと非難する


お互いに話ができているのなら

それだけで僕らの関係はOKなのさ

それは理想論なのかなあ

だってできてる人もいるじゃない

ならば俺もそうなりたいし

だから俺もそうしたい


悪いことをしている人になら悪いことしてもいいとは

思えない 思わない 思いたくない

それが愛ならそんな愛はいらない

それが愛なら愛してくれなくて構わない


理由があれば殴ることが許されるなら

俺は貴方を殴り飛ばす

いやあくまでも愛の鞭でなければ、と言うが

愛は愛だ 貴方の考え方を変えたいという


愛は様々

より大きな愛のために

俺は貴方を殴る


俺を殴ったあの人に

実は俺は感謝している

いろいろなことがあったけど

単純に良い思い出


でも教育者としてはクズだ

感謝とイコールにはならない


俺が彼を殴って

それを貴方が非難するとして

貴方はどう反論する気なんだろう

私はいいのだ、とおっしゃるのだろうか


なぜだろう


こんな言い方もなんだけど

貴方みたいな人って死ねばいいのに


これだけ体罰が取り沙汰される世の中で

いまだに同じ主張を繰り返している

いい加減自分が無能であることを認めなよ

やっぱりこの世界はもう終わってるんじゃないの


俺がとどめをさしてやろうか

この愛でもって

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