どうして媚びを売られてることがわからない

どうしてそれがおべんちゃらだってことがわからない

だって仕様がないのさ　だってもう後には引けない

真実を認めて自分自身のくだらなさを思い知るのは怖いもん

貴方はひょっとしたら

自分自身のことをかけがえのない存在だ、

とでも思ってるのかもしれないけど

そんなことは全然ないんだぜ

貴方はもっと知るべきだと思うんだ

自分が“上”の力によって生かされていることに

ねえ、わかってないかもしれないけれど

誰も本当には貴方のことなんか好きじゃないんだぜ

貴方は本気で彼が本音で喋ってるとでも思っているのかい

絶えずギリギリのラインで言葉を選んでいることになぜ気づかない

貴方の機嫌を損ねたら全部おしまいなのだから

それでも彼が本音を喋っているように聞こえるなら

貴方が求めているのは、

プライドとは守るものじゃなく守ってもらうもの

だってキツいこと言われるのはキツいもん

そう、世の中、貴方の代わりなんかいくらだっているんだぜ？

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