第2話 7月15日②
そんな俺はクラスの雰囲気に耐えきれなくなり、自然と図書館に赴くようになっていた。
優しい畳の香りと整然と並べられた本の仄かな香りが、扉を開けるのを機に俺を包み込む。と同時に、この世界はこんなにも静かなんだと錯覚するほどの静寂を与えてくる。
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