第7話 面接!④

入って来たのは私と同年代と思われる綺麗な銀髪…いや、ほぼ白髪のかわいい女の子やった…


★「お、忘れてたわ。今日面接やったなぁ。ごめんごめん!」


ん…私と同じ関西弁やな。


あ「あらあらまぁまぁ、もうほぼ終わりですからいいですけど、お二人がびっくりしてるから気をつけてくださいね?」


★「ごめんてあぐりん!この2人が新しく入る子やな…ほうほう…」


★「地味や!(どーん!)」


ぽ・の「!?」


あ「あっ!し失礼ですよ!」


ぽ「はは…ですよね…地味ですよね。モブってよく言われます…」


包み隠さずダイレクトに言われたのはある意味清々しいけど、やっぱりしょんぼりして…


★「でもっ!素朴ゆえの可愛さがあるで!ここはな?キラッキラしてる女の子ばっかやけどアンタらみたいなのがもしかしたらめっちゃウケるかもな!」


白髪の少女はガハハッ!とおっさんみたいな大きな声で笑った。


★「見た目はもちろん必要や!それでもな、お客さんに気持ちよく接客したり、楽しくおしゃべりしたり、うまいもん作ったったら心は掴めるんやで!」


ぽ「そ…そうなんや…」


★「お!モブちゃん関西弁?あたしと一緒やな!がははっ。源氏名どうすんの?【モブ子】か?」


ぽ「モブ子言うなっ!」


の「ぽ…ぽにちゃん!」


しまった…ついつい…


★「…」


★「えぇツッコミ!!度胸もあるなぁ!」


★「がはは!これは楽しみや。邪魔してごめなあぐりん!帰るわ~」


あ「あらあらまぁまぁ。もういいんですか?」


★「ちょっと顔出しただけやで~!ご多忙やからもう行くわー!」


バタン!

勢いよくドアが閉まる。


なんか台風みたいな子やったな…


の「あの…さっきの子はスタッフさん?ですか?」


あ「驚いたでしょ?ごめんなさいねぇ」


ぽ「嵐のような人でしたね…なんか圧倒されましたわ…もしかして【ランカー】さんですか?」


あ「うふふ。あの人、あれでも24歳よ?同年代に見えました?」


の・ぽ「!?」


めっちゃ私らと同じくらいやと思ったわ…24なら若いからわからなくもないけど

かなり幼いイメージあったなぁ…


あ「ちなみに」


あ「ここのオーナーです(にっこり)」


あ「色野 白兎(しきのはくと)社長」


の・ぽ「!!!!!」


あかん…脳がおいつかん/(^o^)\

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