第5話 面接!②

○「それでは、面接をはじめますね(にっこり)メイド長、店長補佐の【あぐり】です

。宜しくお願いします」


【あぐり】さんて言うんや。

初めてお店に来た時はおらんかったなぁ


あ「ところで…ご存知だとは思いますが、ここは【メイドビキニ】が基本の制服になるんですけど、大丈夫ですか?」


ぽ「もちろんです!お客さんとして一度来たことありますんでわかってます!」


の「はは…自信はありませんが着るのには抵抗ありません」


あ「わかりました(にっこり)あとお二人ともまだ高校生という事もありますので、親御様からの承諾はされていますか?制服の特性故に大分シビアな面でもあります。」


の・ぽ「しょ…承諾!?」


普通に考えたら当然の事やったわ…

いくら「健全」とはいえ、「水着」で接客してるようなもんやもんな…何かあるかもしれないと親なら心配するやろなぁ…


ぽ「い…いえ。してないです…」

の「私もですね…」


あ「あらあらまぁまぁ。どうしましょう?一応【ホール】と【キッチン】がありますけど、キッチンなら調理補助や調理担当なので必要ありませんけど、ホールの場合はメイドとして出て頂く事になりますからねぇ。今はホールをメインに募集してますからねぇ…」


メイド長の「あぐり」さんが困ってる。

やばいでこの流れ…不採用かなぁ…


いや、諦めたらあかん!攻めてくで!


ぽ「だ、大丈夫です!絶対親も大丈夫言いますし、私は全然メイドビキニで接客したいです!…いざとなっては脱いだって」


の「ぽ、ぽにちゃんおちついて…」


…突然空気が重くなるのを感じた。


重い空気が伝わってくる方向は

「あぐり」さんから来ていた。


あ「ダメですよ」

あ「一線を超えるのだけは絶対いけません」


あぐりさんの顔は笑顔やけど

とてつもないプレッシャーを感じた。


あかん…


いつもの私の「暴走」がでてもうた…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る