※第1話『1.違和感ばかりの島』まで読んだ時点での感想です
求職中の男性が、同じく無職の旧友に誘われ、南の島へバカンス、兼、職探しに出かけるお話。
離島を舞台にした現代ものの掌編です。
豊かな自然と独特の文化が魅力の南の離島。誘ってくれた友人の郷里であり、彼に案内されていろいろ見て回るも、しかしところどころに違和感が……という筋の物語。
ちらほら見える不穏の種が魅力的です。
海岸にいた人が急に減ったように見えたところとか、あるいは何かいわくのありそうな土地にホテルを建てようとしているっぽいところとか……。
まだ一話目しかない段階で拝読しましたが、先の展開の気になるお話でした。