安川電機の決算80点
https://www.yaskawa.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/20241004.pdf
短信
https://www.yaskawa.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/20241004_haifu.pdf
資料
営業利益を下方修正(前年度比8%)
最終利益を上方修正(子会社の売却益を載せ、前年度比26%)
売上、営業利益は前年比で若干の減少。これは電子系グロース株では比較的ましなほうだ。経営陣は子会社の株を売ることで無理やり純利益を押し上げてきた感が否めないが……(;´∀`) まあよいだろう。配当は前期比で4円プラスになる予想を維持。ここは実質的な累進配当をしているね。
営業利益の減益理由は、中国を中心とした売上(受注)の減少、先行投資にかかる費用などとしている。中国経済はすでに上向きつつあるから杞憂に終わるだろう。
楽しい話題
・インバータ(電力制御)はデータセンター向けでアセアンで需要拡大
・ロボ → インドで需要拡大
・下半期の想定為替レートは現実的な数字に下がっている。
・設備投資、減価償却、研究開発費が累進的に増加しているが、財務に問題なし。
これは長期的に売上(受注)が上がることを示唆しており、グロース株のPERを計
算するうえで最も重要な指標となる。安川の製品の受注はアセアン、中国、
欧米、インドで拡大するだろう。
(*´ω`)資料より安川の活動内容を引用
ロボット第1工場にMOTOMAN NEXTを導入し、
自動化やデータ活用による生産性改善を実現(シザーズギア※1組立工程)
➢ 欧州地域でのロボット生産体制の強化を決定(スロベニア)
・ロボットシステム工場の移転拡張
・ERDC(EMEA ロボティクス ディストリビューションセンタ)の新設
➔ 販売力の強化
・自動車関連市場で多用されるジェイテクト製PLCとの親和性を高めた
新マシンコントローラ「MPX1012J」を発売開始
・「FOOMA JAPAN 2024※2」に出展し、MOTOMAN NEXTや食品仕様ロボットを
活用した食品製造の自動化とデータ活用の価値を訴求
➢ メカトロニクス応用領域の事業拡大によるサステナブルな
社会実現への貢献
【アステラス製薬】とバイオ向け双腕ロボット「まほろ」を活用した
革新的な細胞医療プラットフォームの構築に向けた覚書を締結
“i3-Mechatronics”ソリューションによる価値創出
➔ 生産力の強化
・ YRMコントローラやMOTOMAN NEXT等を活用した自社工場に
おける自動化・省人化・内製化の推進と海外生産拠点への展開
➔ 販売力の強化
・ シカゴ(米国)にて「IMTS 2024※1」に出展、
iC9000シリーズ※2を北米市場に訴求し新規顧客を開拓
・ 食品や医療分野におけるMOTOMAN NEXT導入事例の積み上げと横展開
・ インド市場(HVAC、オイル・ガス等)におけるインバータの拡販加速
➢ メカトロニクス応用領域の事業拡大による
サステナブルな社会実現への貢献
・バイオメディカル向けロボット「まほろ」のソリューション展開による
細胞研究開発・製造支援サービスの拡大加速
(*´ω`)安川がなぜすごいのか、わかるかね?
俺は21年度に安川電機を5,500円で買い、今日まで含み損と含み益を行ったり来たりしながらも売らずに持ち続けている。
サーボモータ、インバーター、ロボットを中心とした製品群がどこで使われるか?
産業用(家電、EV)農業、製薬、再生可能エネルギー関連、インフラ設備(上下水道含む)などなど。
これは、あらゆる国と地域に需要があることを意味している。
人手不足のために少人化を目指したい先進国、上下水道、電力、ガスなどのインフラを整備したい後進国、農業の担い手に困る日本や欧州、先進国でますます医療従事者が不足するが老人が爆発的に増えている現状など
【安川の製品はこの世に潜在需要がありすぎるのだが、安川の技術開発力は世界でもトップクラス。欧州最強と呼ばれるドイツの企業ともまともに勝負できるレベルだ。
毎年の研究開発費はふんだんに使われており、そのうえで剰余金はしっかり積み増し、我々に配当を支払ってくれる。増配しながらな】
よって安川電機を買わない選択肢が俺にはない。それよりも早く買わずにおいて行かれる心配の方が怖いのだ。短期てな株価の推移などどうでもいい。
真のグロース株とは最低でも5年の保有期間を経て株価が適正になっていく。
これはグロース株投資の基本となるものだが、多くの投資家は明日の株価しか見てない。だから負けるのだ。
君達、良いか?
安川電機の株を売るなど、将来医者になることが決まってる子供に対して、「おまえは小学校の段階で成績があまりよくないから…」と小学生の段階で見切りをつけるのと同じだぞ。これほど愚かな親がいるか?
(*´ω`) 最近まで社長をやってくれていた、小笠原君が賞を受容したぞ。
日本科学技術連盟は1日、総合的品質管理(TQM)の研究などで優れた成果をあげた企業や個人を表彰する2024年度の「デミング賞」各賞の受賞者を発表した。個人が対象のデミング賞本賞には安川電機会長の小笠原浩氏を選んだ。強力なリーダーシップとグローバルな品質経営を推進し、社長時代の7年間で時価総額を約4倍に引き上げた手腕が評価された。
繰り返そう
「社長時代の7年間で時価総額を約4倍に引き上げた手腕が評価された」
「社長時代の7年間で時価総額を約4倍に引き上げた手腕が評価された」
「社長時代の7年間で時価総額を約4倍に引き上げた手腕が評価された」
(*´ω`) 今の社長君も素晴らしく優秀だよ。期待しなさい。
安川を買いなさい。そして保持しなさい。それ以外にすることはない。
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