第4話

ギッシ、ギッシ、ギッシ

「あっん、あっ、あっ、んんっ、あぁ〜…」

「まだ、激しくされたいのか?いい加減、スローセックスも、楽しもうぜ…」

そう言いながら、私をうつ伏せにしたあいつは、ゆっくりとお尻の割れ目に舌を這わせた。

「ああああぁ〜ん。」

感じたこともない、くすぐったさにも似た、痺れる感じがして、枕に顔を埋めた。

「そんなに感じたのかい?」

今度は、足の間にひざまづいて太ももを広げさせ、手で腰を少し浮かせてきた。

そう思った瞬間、アナルに舌がヌルッとした。

生暖かさを感じたと思ったら、舌先を硬くして入れたり出したりを、繰り返してきた。

「こんなっ。こんなのぉ、はぁ、初めて…」と私は力が抜けてそこに、全神経が集中して頭がおかしくなりそうだった。

舌はそのまま、出し入れをしたまま、腰から回した一方の手がクリを刺激してきた。優しく、回転させる指が、今度はクリを挟んでは、上下に跳ね返す。指に唾をつけて、もっとこねくり回す。

「ああ〜あ〜、」私はまるでターザンの様な声を出して逃げようと腰を動かした。

逃げようと腰を振るたび上に浮かせれば、舌がもっと深く入ろうとする。

下に腰を下げれば、容赦なくクリを弄られる。

どちらも拷問の様だが、気持ちよさで今度は腰を振るのをやめられなくなる。

「はぁ〜、はっ、はぁ、はぁ、は〜ん。」

追い打ちをかける様に、もう一つの手は私の芯を捉えて、奥に入ってきた。

身体中が熱くなって、息が苦しくなってきた。芯の指も、Gスポット近くに振動させてきた。

「アッ、アッ、ああああ、イヤー…」

彼が手と舌を止めたと同時に私のあそこは、心臓の様にドクン、ドクンと波打ち、収縮したりして、一度目の絶頂を迎えた。

私の波打つ下腹を優しく抑えながら、

「どうだ〜、凄くイッたなぁ。」とイタズラっぽく笑ってきた。

「あ〜、こんなの初めてよ、あっんんん、まだ、中が痙攣してるわ。最高よ。イクのが、わかっちゃうのね、恥ずかしいわ…」

「あぁ、いいな〜女は、気持ち良さそうで。羨ましいよ。」

ベットから、降りてショートポープにホテルのライターで火を付けた。

「そう、すっごく気持ちいいのよー。でも、男の人の出る時も気持ちいいって聞いたけど?」

「まぁ、女のそれとは違うだろうな…一瞬の事だよ。」

私も冷蔵庫から、ミネラルウォーターを出して一口飲んで、

「飲む?」と聞いた。

タバコの煙を上に吐きながら、手を伸ばした彼に、ミネラルウォーターを渡して、シャワーに向かった。

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